技術倫理

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 技術倫理
科目番号 0038 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 無し。必要な教材は、授業中に適宜配布する。
担当教員 町 泰樹

目的・到達目標

1.客観的立場に立ち、各種社会問題についてのサーベイおよび分析をしつつ、分かりやすいレポートが作成できる。
2.さまざまな業界が直面しうる倫理的問題について、前向きな解決法を提示できる。
3.各種倫理思想に沿いつつ「人間」「社会」というものを多角度的に理解・分析できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会問題の実情と背景、各種問題の関連性について因果関係をきちんと分析し、それを分かりやすく示すことができた。社会問題の実情およびその背景といった関連性・因果関係をきちんと理解することはできた。社会問題の実情についてサーベイなどが不足し、理解できなかった。
評価項目2各分野の技術士の話をきちんと理解し、現代社会における解決の道筋について自分なりの解決策を具体的に提示できた。各分野の技術士の話をきちんと理解し、おおまかな解決策の道筋を提示できた。各分野の技術士の話を理解できず、問題の適切な解決へと議論が提示されなかった。
評価項目3「人間」についての多角度的に理解のもと、その集合体である「社会」の特性を理解し、「より良い社会」についての積極的議論を展開できた。「人間」を多角度的に理解し、その集合体である「社会」の特性について理解することができた。「人間」を一面的にしか理解できず、それゆえ「社会」の見方も一面的なものとなってしまった。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 4-2 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(b) 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (1)① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【本科目の概要】 科学技術発展の歴史を振り返るとき、科学技術はすべての人間に対して幸福をもたらしてくれたであろうか。あるいは、科学技術は地球環境(自然)との共存を果たしてきたであろうか。すべての科学技術者は、科学技術者である前に一人間としてこの地球上に存在する。人間は、地球という巨大な生命体の一部であるがゆえに、他の生命との共存を考えなければならない。また、人間社会において、ひとりひとりの人間は、他者を思いやる心をもち、相手の立場に立ってもの考え、すべての人類の幸福を追求してゆかなければならない。そこで、本科目は、人間として不可欠な倫理観を身に付けること、すなわち、人間として、自然および社会に対して負う責任を自覚するとともに、科学技術と人間、自然との係わり合いを深く考え、人類の未来と自然との共存をデザインできる能力を身に付けることを主な目標とする。取り扱う事例の中には、地域の現状に関する内容も含まれる。
 また、本科目では、全15週のうち、第6週から第8週の授業は、企業で技術総括(執行役員)を担当している者が、第9週から第11週の授業は、公益財団法人において参事としてキャリアアップ研修や鹿児島県内のまちづくりへの指導・助言を担当している者が、第12週から第14週の授業は、企業で営業開発ならびに技術顧問を担当している者が、それぞれ担当する
授業の進め方と授業内容・方法:
担当教員および鹿児島県技術士会より招聘する各技術士(3名)が配布する資料等に沿って授業が進行する。
単元が終わる毎にレポートを提出してもらう。
注意点:
 本科目では、毎回の講義につき、200分の自学自習が必要である(30単位時間の授業+60単位時間の自学自習;1単位時間=50分)。講義内容をよく理解するために、毎回、教科書等を参考に2時間程度の予習をし、授業時間での質問等に対応できるようにしておくこと。また、講義終了後は、復習として2時間程度、演習問題等の課題に取組むこと。疑問点があれば、その都度質問すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
技術倫理総論(1)
「技術分野における倫理的判断とはどのようなものであるか」という観点のもと、いくつかの社会問題とその背景について理解できる。
2週 技術倫理総論(2)
3週 技術倫理総論(3)
4週 技術倫理総論(4)
5週 技術倫理総論(5)
6週 技術倫理各論(1)
社会に対する責任を自覚する技術者(建設土木業務における技術者倫理)
建設土木の実務を通して、技術者が社会に対して負う責任を理解することができる。
7週 技術倫理各論(1)
社会に対する責任を自覚する技術者(建設土木業務における技術者倫理)
8週 技術倫理各論(1)
社会に対する責任を自覚する技術者(建設土木業務における技術者倫理)
4thQ
9週 技術倫理各論(2)
農業土木業務における技術者倫理
農業土木の実務を通して、技術者が社会に対して負う責任を理解することができる。
10週 技術倫理各論(2)
農業土木業務における技術者倫理
11週 技術倫理各論(2)
農業土木業務における技術者倫理
12週 技術倫理各論(3)
森林土木業務における技術者倫理
森林土木の実務を通して、技術者が社会に対して負う責任を理解することができる。
13週 技術倫理各論(3)
森林土木業務における技術者倫理
14週 技術倫理各論(3)
森林土木業務における技術者倫理
15週 試験答案の返却・解説 各試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合20000080100
基礎的能力20000080100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000