到達目標
計算機ソフトウェア(情報数学、アルゴリズム、プログラミング等)と計算機ハードウェア(論理回路、計算機工学、情報ネットワーク)の基本事項を基に種々の応用演習問題を解くことにより、さらに計算機ソフトウェアと計算機ハードウェアに関する理解を深める。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 計算機工学に関する問題を解くことができ、関連する項目について説明ができる。 | 計算機工学に関する問題を解くことができる。 | 計算機工学に関する問題を解くことができない。 |
評価項目2 | 数値解析プログラミングに関する問題を解くことができ、関連する項目について説明ができる。 | 数値解析プログラミングに関する問題を解くことができる。 | 数値解析プログラミングに関する問題を解くことができない。 |
評価項目3 | FFTを理解し、プログラミングできる。 | FFTを理解し、2の3乗まで手計算できる。 | FFTを理解しているが、2の3乗を手計算できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達目標 3-3
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JABEE(2012)基準 1(2)(d)(1)
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教育プログラムの科目分類 (4)②
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教育方法等
概要:
電気電子工学科卒および情報工学科卒の学生が対象である。本科で履修した計算機ソフトウェアと計算機ハードウェアに関する知識を総結集し、復習あるいは新たな学習により計算機ソフトウェアと計算機ハードウェアの基本事項を確実に把握し、応用問題(大学院入試問題)を解くことのできる実力をつける。
授業の進め方・方法:
与えられた課題は予習とする.授業では学生が予習した内容について解説,質疑応答を行う.
注意点:
事前に渡された演習問題(宿題)は解いて授業にのぞむこと。当番の学生は問題の説明と板書した解法の説明を行う。講義の内容をよく理解するために、毎回,予習や演習問題等の課題を含む復習として,60分以上の自学自習が必要である〔授業(90分)+自学自習(60分)〕×15回
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
計算機工学 |
ノイマン型コンピュータ、CPU構成とマイクロプログラム、メモリ構成、アドレス変換、高速化技術(パイプライン、キャッシュ、ヒット率、置換え)、仮想記憶(ページング、TLB、置換え)、機械語命令とプログラムなどについて理解し、応用できる。
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2週 |
計算機工学 |
ノイマン型コンピュータ、CPU構成とマイクロプログラム、メモリ構成、アドレス変換、高速化技術(パイプライン、キャッシュ、ヒット率、置換え)、仮想記憶(ページング、TLB、置換え)、機械語命令とプログラムなどについて理解し、応用できる。
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3週 |
計算機工学 |
ノイマン型コンピュータ、CPU構成とマイクロプログラム、メモリ構成、アドレス変換、高速化技術(パイプライン、キャッシュ、ヒット率、置換え)、仮想記憶(ページング、TLB、置換え)、機械語命令とプログラムなどについて理解し、応用できる。
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4週 |
計算機工学 |
ノイマン型コンピュータ、CPU構成とマイクロプログラム、メモリ構成、アドレス変換、高速化技術(パイプライン、キャッシュ、ヒット率、置換え)、仮想記憶(ページング、TLB、置換え)、機械語命令とプログラムなどについて理解し、応用できる。
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5週 |
計算機工学 |
ノイマン型コンピュータ、CPU構成とマイクロプログラム、メモリ構成、アドレス変換、高速化技術(パイプライン、キャッシュ、ヒット率、置換え)、仮想記憶(ページング、TLB、置換え)、機械語命令とプログラムなどについて理解し、応用できる。
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6週 |
数値解析の概念 |
数値解析の基礎的なアルゴリズム、プログラム等に関する問題を解くことができできる。
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7週 |
数値解析における誤差 |
数値解析における誤差の種類や性質について生じる問題を解決できる。
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8週 |
ガウスの消去法プログラミング |
連立線型方程式ガウスの消去法をプログラミングできる。
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4thQ |
9週 |
2分法プログラミング |
非線型方程式2分法をプログラミングできる。
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10週 |
FFTプログラミング |
FFTアルゴリズムを手計算できる。 FFTの基礎的なプログラムを組み、応用する事ができる。
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11週 |
FFTプログラミング |
FFTアルゴリズムを手計算できる。 FFTの基礎的なプログラムを組み、応用する事ができる。
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12週 |
FFTプログラミング |
FFTアルゴリズムを手計算できる。 FFTの基礎的なプログラムを組み、応用する事ができる。
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13週 |
FFTプログラミング |
FFTアルゴリズムを手計算できる。 FFTの基礎的なプログラムを組み、応用する事ができる。
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14週 |
FFTプログラミング |
FFTアルゴリズムを手計算できる。 FFTの基礎的なプログラムを組み、応用する事ができる。
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15週 |
定期試験 |
授業項目について達成度を確認する.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 演習 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |