連続体力学

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 連続体力学
科目番号 0004 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし(適宜プリントを配布)
担当教員 堤 隆

到達目標

力学体系の根幹をなす材料力学、弾性学、塑性学の根本的理解を目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
弾性・塑性・弾塑性材料の変形が理解でき説明できる弾性・塑性・弾塑性材料の変形が完全に(10割)理解でき説明できる。弾性・塑性・弾塑性材料の変形がほぼ正確に(8割)理解でき説明できる。弾性・塑性・弾塑性材料の変形の理解が不十分(8割未満)である。
応力空間と特性値を使って弾性問題を説明できる応力空間と特性値を使って弾性問題を完全に(10割)理解でき説明ができる。応力空間と特性値を使って弾性問題をほぼ正確に(8割以上)理解でき説明できる。応力空間と特性値を使って弾性問題の理解が不十分(8割未満)である。
応力関数を使って簡単な力学問題をモデル化できる応力関数を使って簡単な力学問題をモデル化が正確に(9割以上)理解でき,計算ができる。応力関数を使って簡単な力学問題をモデル化でがほぼ正確に(8割以上)理解でき,計算ができる。応力関数を使って簡単な力学問題をモデル化の意味が理解できず,計算ができない。
塑性と降伏条件について理解し説明できる塑性と降伏条件について正確に(9割)理解し説明できる。塑性と降伏条件についてほぼ正確に(9割)理解し説明できる。塑性と降伏条件について理解できない
降伏局面について理解している降伏局面について正確に(9割以上)理解し説明できる。降伏局面についてほぼ正確に(8割以上)理解し説明できる。降伏局面について理解し説明できない。
硬化理論について理解している硬化理論について正確に(9割以上)理解し説明できる。硬化理論についてほぼ正確に(8割以上)理解し説明できる。硬化理論について理解し説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
力学体系の根幹をなす材料力学、弾性学、塑性学の根本的理解を目標とする。
授業の進め方・方法:
本科で学習した多岐にわたる材料の力学に関する科目を関連付ける。
注意点:
講義内容をよく理解するために,毎回,教科書等を参考に2時間程度の予習をし、授業時間での質問等に対応できるようにしておくこと。また,講義終了後は,復習として2時間程度の演習問題等の課題に取組むこと。疑問点があれば,その都度質問すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 弾塑性材料の力学的挙動 弾塑性材料の変形が理解できる
2週 弾塑性材料の力学的挙動 塑性領域における応力-ひずみ曲線が理解できる
3週 弾性基礎方程式 弾性状態における応力とひずみについて説明できる
4週 弾性基礎方程式 弾性状態における応力とひずみについて説明できる
5週 弾性基礎方程式 弾性状態における応力とひずみについて説明できる
6週 弾性基礎方程式 弾性状態における応力とひずみについて説明できる
7週 応力関数 応力空間と特性値を使って弾性問題を説明できる
8週 応力関数 実数関数型応力関数を使って簡単な力学問題をモデル化できる
4thQ
9週 応力関数 複素応力関数を使って簡単な力学問題をモデル化できる
10週 応力関数 各種応力関数とその応用について知っている
11週 降伏 塑性について理解している
12週 降伏 降伏条件について理解している
13週 硬化 最大塑性仕事の原理について理解している・降伏局面について理解している・
14週 塑性構成方程式 硬化理論について理解している・ひずみ増分理論について理解している
15週 定期試験 講義内容について達成度を確認する
16週 答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力100000010
専門的能力300000030
分野横断的能力600000060