到達目標
1.計画立案にあたり必要な統計情報を入手しできる
2.統計処理が実行できる
3.都市構造(土地利用・都市施設)を把握できる
4.グループ討議ができる
5.グループ討議議題の結果を整理することができる
6.現状都市の抱える都市問題を捉えることができる
7.問題解決方策を考案することができる
8.自分の考えを他者に伝達することができる
9.欧米型の報告書作成方法を用いて、報告書を作成できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
計画立案にあたり必要な統計情報を入手しできる。 | 都市計画に関わる複数の統計情報を、目的に沿って入手できる | 都市計画に関わる統計情報を複数入手できる | 都市計画に関わる統計情報の存在を知らず、入手もできない |
評価項目2
統計処理が実行できる | 都市計画基礎調査結果から4つ以上の観点で統計処理を実行できる | 人口・世帯に関わる現状分析および将来推計ができる | 統計処理を実行できない |
評価項目3
都市構造(土地利用・都市施設)を把握できる | 都市構造(土地利用・都市施設)のうち、5項目以上の観点で、状況説明ができる | 都市構造(土地利用・都市施設)のうち、1項目以上の観点で、状況説明ができる | 都市構造(土地利用・都市施設)を把握できない |
評価項目4
グループ討議ができる | 討議の内容の一部を討議中にまとめることができる | KJ法を理解した上で、グループ討議に参加し、趣旨に沿った発言をすることができる | グループ討議に参加することができない(議論に加わらない) |
評価項目5
グループ討議議題の結果を整理することができる | グループ討議議題の結果を、発言内容を加味し整理し、さらに発展した考察をすることができる | グループ討議議題の結果を、議事録形式で整理することができる | グループ討議議題の結果を整理することができない |
評価項目6
現状都市の抱える都市問題を捉えることができる | 論理的に5つい上の都市問題を抽出することができる | 論理的に1つい上の都市問題を抽出することができる | 論理的に都市問題を抽出することができない |
評価項目7
問題解決方策を考案することができる | 代替案を伴った問題解決方策を考案することができる | 1つ以上の問題解決方策を考案することができる | 問題解決方策を考案することができない |
評価項目8
自分の考えを他者に伝達することができる | 情報機器を用いて、自分の考えを論理的に整理し、簡単な言葉を用いながら他者に伝達することができる | 情報機器を用いて、自分の考えを他者に伝達することができる | 自分の考えを他者に伝達することができない |
評価項目9
欧米型の報告書作成方法を用いて、報告書を作成できる | 欧米型の報告書作成方法を理解し、簡潔な報告書を作成できる | 欧米型の報告書作成方法を理解しているが、報告書を作成できない | 欧米型の報告書作成方法を用いて、報告書を作成できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達目標 3-3
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学習・教育到達目標 4-4
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JABEE(2012)基準 1(2)(d)(3)
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JABEE(2012)基準 1(2)(i)
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教育プログラムの科目分類 (4)②
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教育方法等
概要:
身近な環境のなかで具体的に計画対象地域(霧島市の一部(旧国分市または旧隼人町)を設定し,環境,構造,計画に関する理論を基礎に社会的・地理的・空間的・歴史的な観点から調査し,地域の特質と問題点を分析した上で,その地域にふさわしい将来計画をまとめ,設計図書やコンピュータ画像として完成させ表現させる.本演習は,主に計画の基礎となる調査・解析手法の修得と論理的思考の鍛錬およびプレゼンテーション能力の向上を目的とする.(授業(180分)+自学自習(180分))×15回
授業の進め方・方法:
本授業は、霧島市のマスタープランを作成する行程を擬似的に体験することで、
注意点:
毎回、授業時間の初めにその日にやることの方針等を議論し,時間の終わりに成果のチェックを行う。演習で用いる基礎資料および基礎データは年度当初に予め教員側で用意しておくが、調査内容により諸君に現地踏査や資料収集をしてもらう機会が出てくると思われる。そのときは十分に注意し行動すること。また、調査に必要な用具(デジタルカメラ,ボイスレコーダなど)および基礎資料は担当教員側で用意する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
イントロダクション |
演習課題を十分理解し対象地域の選択をする。 マスタープラン立案にあたって,必要作業工程を立案できる。
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2週 |
各種データの読み込みと分析① |
公の統計データの種類を把握し、主要な統計に関して内容を説明できる。
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3週 |
各種データの読み込みと分析② |
各種統計データや書籍などを用いて、対象地域の都市像を把握できる。
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4週 |
各種データの読み込みと分析③ |
統計処理の方法を適切に使用できる。
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5週 |
各種データの読み込みと分析④ |
対象地域の都市構造(土地利用・都市施設)を把握できる。
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6週 |
各種データの読み込みと分析⑤ |
対象地域の都市構造(土地利用・都市施設)を把握できる。
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7週 |
都市計画課題の抽出 |
2週~6週で入手した資料より、都市問題を抽出することができる。 KJ 法を用いたグループ討議ができる。
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8週 |
都市計画課題の抽出 |
対象地域のマスタープランにおけるキャッチフレーズを立案できる。 対象地域のマスタープランにおける目標人口が設定できる。
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4thQ |
9週 |
中間発表会 |
現状都市の抱える都市問題を的確に説明ができ、加えて20 年後の都市に対してキャッチフレーズと目標人口について発表することができる。 PPT を用いて適切にプレゼンテーション資料を作成できる。
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10週 |
マスタープランの策定 |
欧米型の報告書作成方法を理解し応用できる。
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11週 |
マスタープランの策定 |
都市計画マスタープランの策定過程を理解し、準じた形式で実行できる。
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12週 |
マスタープランの策定 |
都市計画マスタープランの策定過程を理解し、準じた形式で実行できる。
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13週 |
マスタープランの策定 |
都市計画マスタープランの策定過程を理解し、準じた形式で実行できる。
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14週 |
マスタープランの策定 |
都市課題とキャッチフレーズとの乖離をうめる都市計画的施策を立案できる。
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15週 |
最終報告会 |
PPT を用いた適切にプレゼンテーション資料を作成できる。 欧米型の報告書作成方法を理解し応用できる。
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16週 |
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評価割合
| 成果物 | 発表 | 相互評価 | 取り組み状況 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 20 | 10 | 40 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 20 | 10 | 40 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |