プログラミングI

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 プログラミングI
科目番号 2102 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教員自作のプリント、パワーポイントのプレゼン資料。 「新訂 新C言語入門 ビギナー編」(ソフトバンクパブリッシング) 「新版 明解C言語 入門編」(ソフトバンクパブリッシング)
担当教員 神里 志穂子

到達目標

C言語の文法やプログラミングの基礎を習得し、簡単なプログラムを作成する能力を身につける。
【V-B-12】①プログラムをコーディングし、コンパイルして実行するまでの手順を習得する。                                        
【V-B-12】②関数の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。                                                         
【V-B-12】③与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのプログラムを記述できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安必要最低限な到達レベルの目安
プログラムをコーディングし、コンパイルして実行するまでの手順を習得する。 授業で学習した内容と関連付けながらプログラムをコーディングし、コンパイルして実行するまでの手順をの説明ができる。教科書や資料に従ってプログラムをコーディングし、コンパイルして実行するまでの手順の要点を説明できる。教科書や資料を見ながらプログラムをコーディングし、コンパイルして実行するまでの手順を説明できる。
関数の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。授業で学習した内容と関連付けながらプログラムをコーディン授業で学習した内容と関連付けながら関数の概念とこれらを含むプログラムを記述し説明ができる。教科書や資料に従って関数の概念とこれらを含むプログラムを記述し説明ができる。教科書や資料を見ながら関数の概念とこれらを含むプログラムを記述し説明ができる。
与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのプログラムを記述できる。授業で学習した内容と関連付けながら与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのプログラムを記述し説明ができる。教科書や資料に従ってプログラムをコーディングし、コンパイルして実行するまでの手順の要点を説明できる。教科書や資料を見ながら与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのプログラムを記述し説明ができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
講義では、プログラミングに関する基礎を身につけ、コーディングの手法・アルゴリズムの考え方を説明する。
授業の進め方・方法:
C言語を用いたプログラム作成の基礎演習を多く行い、簡単なプログラムを実装する力をつける。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,ノートPCでの環境設定 講義で使うプログラミング環境を設定し,基本操作を学習する
2週 printf()関数を用いた簡単なプログラムの演習 C言語の基本となる部分を理解し,簡単なプログラムは出力できるようにする
3週 コンパイルとコンパイラ変数とmain関数(識別子のつけ方) コンパイラの動作を理解する.変数と関数について理解し,識別子の付け方を習得する
4週 変数 変数に関しての演習
5週 データ型 データ型を学習する
6週 算術演算子 算術演算子を学習する
7週 コンソール入出力 scanf( )などのコンソール入出力を学習する
8週 前期中間試験 前期第1週~7週までの学習内容を試験範囲とする
2ndQ
9週 フローチャートと制御文 フローチャートと制御文のif文について学習する
10週 制御文と関係演算子 if文の使い方を習得し関係演算子について学習する
11週 繰り返し処理 for文の使い方を習得し,繰り返し処理に関して学習する
12週 繰り返し処理2 if文とfor文を組み合わせたプログラムを習得し,与えられた簡単な問題に対して、プログラムを作成する
13週 論理演算子 条件判断で使われる論理演算子について学習する
14週 配列1 1次元配列の概念と宣言法、使い方を学習する
15週 配列2 for文と組み合わせたデータの扱い方を学習する
16週 期末試験 前期第9週~15週までの学習内容を試験範囲とする。
後期
3rdQ
1週 switch文 switch文を理解し,if文との使い分けを行えるようにする
2週 while文 while文を理解し,for文との使い分けを行えるようにする
3週 while文2 do while文を理解し,for文,while文との使い分けを行えるようにする
4週 多重ループ 多重ループを学習する
5週 多次元配列と多重ループ 多次元配列を理解し,多重ループを活用する
6週 関数 基本的な関数構成と値を返す方法を理解する
7週 引数の扱い 関数の作り方と引数をについて理解する
8週 後期中間試験 後期第1週~7週までの学習内容を試験範囲とする。
4thQ
9週 ポインタ アドレスとポインタの関係を学習する
10週 ポインタ2 ポインタの活用方法を学習する
11週 文字列 文字列が扱えるように学習する
12週 構造体 構造体の概念について学習する
13週 構造体2 構造体を活用したプログラムに関して学習する
14週 ファイル操作 ファイルの概念、ファイル入力処理を学習する
15週 ファイル操作2 ファイル出力処理を学習する
16週 学年末試験 後期第9週~15週までの学習内容を試験範囲とする。

評価割合

試験小テストレポートその他合計
総合評価割合700030100
基礎的理解60002080
応用力(実践・専門・融合)00000
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL)00000
主体的・継続的学修意欲10001020