プログラミングII

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 プログラミングII
科目番号 3108 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 自作テキストとパワーポイントなどプレゼン資料。
参考図書:「実践力を身につける Pythonの教科書」(マイナビ出版)
担当教員 金城 伊智子

到達目標

プログラミング言語Pythonの文法の修得と、数値シミュレーションや、数値計算を行うプログラミングの基礎知識の習得と、主要な数値計算法のプログラムの作成を科目目標とし、次の項目を達成目標とする。
【V-A-7】情報処理:Pythonの文法を理解し、整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明でき、データを入力し、算術演算や比較演算を行い条件判断し、結果を出力したり、繰り返し処理と一次元配列、多次元配列を使うプログラムを作成できる。
【Ⅳ-C-3】アルゴリズム:数値計算の方法を理解し、問題の数値解を求めるプログラムを作製できる。マルチプログラミングパラダイムの意味を理解し、命令型プログラミング、手続き型プログラミング、関数型プログラミング、オブジェクト指向プログラミングの違いを説明できる。【Ⅰ】数学:数値解に含まれる誤差を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安必要最低限な到達レベルの目安
評価項目1 Pythonの文法を理解し、数値や文字列等の基本データ型のクラスとコンテナクラスのデータ型を説明でき、データを入力し、各種演算を行って結果を画面やファイルに出力したり、条件判断や繰り返し処理を行うプログラムを作成できる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して90%の得点をあげることができる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して70%の得点をあげることができる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して60%の得点をあげることができる。
評価項目2 数値計算の基礎と計算方法を理解し、問題の数値解を求めるプログラムを作製できる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して90%の得点をあげることができる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して70%の得点をあげることができる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して60%の得点をあげることができる。
評価項目3 数値解に含まれる誤差を説明できる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して90%の得点をあげることができる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して70%の得点をあげることができる。定期試験の代替の左記項目に関する演習レポートの設問に対して60%の得点をあげることができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の前半でテキストやパワーポイントで、文法規則や原理の説明を行った後、各自のPCでプログラムの作成・コンパイル・実行などの演習を行う。演習時間中に個別の指導や対応を行うので、わからない場合は必ず質問すること。演習結果は指定のフォルダに格納すること。これにより、個別の理解度を把握する。複数の週にまたがる課題もある。提出期限を守ること。授業中に終わらなかった課題を自学自習時間に達成すること。
授業の進め方・方法:
プログラム課題の提出で100%評価する。
前期末は前期に提示した課題に対する達成度で100%評価する。
学年末は、前期・後期を通じて提示した課題に対する達成度で100%評価する。
学年末の評価が60%以上の場合に単位を認定する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 講義ガイダンス、Python概要 講義のガイダンス、Pythonの概要について学習する。
2週 文法の概要とprint関数 インタプリタの使用法、print関数について学習する。
3週 データの宣言と算術演算子 変数の宣言、算術演算子について学習する。
4週 変数を使った算術演算 変数を使った算術演算をについてする。
5週 算術演算の演習 算術演算に関する演習を行う。
6週 識別子 識別子について学習する。
7週 識別子の演習 変数とデータ型について学習する。
8週 演習
1.~7.迄のまとめの演習を行う。
2ndQ
9週 変数とデータ型 変数とデータ型について学習する。
10週 変数とデータ型の演習
変数とデータ型に関する演習を行う。
11週 型変換 型変換について学習する。
12週 型変換の演習 型変換に関する演習を行う。
13週 条件分岐(if文) if文について学習する。
14週 比較演算子 比較演算子について学習する。
15週 if文の演習 if文に関する演習を行う。
16週
後期
3rdQ
1週 条件分岐(if~else文) if~else文について学習する。
2週 if~else文とelif文の演習 if~else文に関する演習を行う。
3週 if~else文とelif文の演習 if~else文に関する演習を行う。
4週 繰り返し文(for文) for文について学習する。
5週 for文の演習 for文に関する演習を行う。
6週 for文の演習 for文に関する演習を行う。
7週 演習 16.~21.迄のまとめの演習を行う。
8週 繰り返し文(while文) while文について学習する。
4thQ
9週 continue文とbreak文 continue文とbreak文について学習する。
10週 while文の演習 while文に関する演習を行う。
11週 エクセルデータの読み込み エクセルデータの読み込みについて学習する。
12週 データの可視化 データの可視化について学習する。
13週 エクセルデータの読み込みとデータの可視化の演習 エクセルデータの読み込みとデータの可視化に関する演習を行う。
14週 演習 23.~28.迄のまとめの演習を行う。
15週 演習 これまでのまとめの演習を行う。
16週

評価割合

試験小テスト課題合計
総合評価割合00100000100
基礎的能力003000030
専門的能力007000070
分野横断的能力0000000