日本語II

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本語II
科目番号 4027 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『アカデミック・ライティングのためのパラフレーズ演習』(スリーエーネットワーク)、『絵でわかる日本語使い分け辞典1000』荻原稚佳子(アルク)
担当教員 小番 あゆみ

到達目標

技術者として十分な日本語の語彙・表現を身につける。パラフレーズの練習を通して日本語でのライティングの力を向上させ、書くだけでなく、発表などの場でもより適切な表現ができるようになる。
【Ⅲ-A】読む・聞く・書く・話す・考えるという日本語の能力を有機的に連携させつつ育成することにより、社会において求められる論理的かつ多角的な理解力、柔軟な発想・思考力、豊かな口頭表現を含む効果的なコミュニケーション能力、および主体的な表現意欲を培う。
【Ⅷ-A】相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。
【Ⅷ-B】集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。
【Ⅷ-D】現状と目標を把握し、その中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な到達レベル(可)
自分の考えを適切な日本語で伝えることができる。レポートや論文、プレゼンテーションなど、目的や伝達手段に応じた適切な表現ができる。目的に合わせた簡潔な表現ができる。レポートや論文などで、適切な書き言葉が使える(書き言葉と話し言葉の使い分けができる)。
似たような意味の言葉や表現のちがいを理解し、使えるようになる。学んだ語彙・表現を理解し、適切に使うことができる。学んだ語彙・表現が理解でき、使おうとすることができる。学んだ語彙・表現がある程度理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
レポートや論文、プレゼンテーションなどで適切な表現ができるように、パラフレーズの練習を行う。
授業の進め方・方法:
授業の前半に語彙、後半にパラフレーズの練習を行う。パラフレーズは毎回テーマを変えながら、単語の言い換えから複数の文の言い換え、目的に応じた形式で書く練習までを行う。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 クラスオリエンテーション 履修内容確認、プレイスメントテスト(N2模試レベルチェック)
2週 語彙①
書き言葉
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
3週 語彙②
和語と漢語
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
4週 語彙③
名詞化
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
5週 語彙④
ジャンルによる使い分け
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
6週 語彙⑤
まとめの問題
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
7週 復習 【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
8週 前期中間試験(行事予定で週変更可)
2ndQ
9週 語彙⑥
長い文/複数の文
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
10週 語彙⑦
上位概念
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
11週 語彙⑧
簡潔な表現
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
12週 語彙⑨
含意/解釈
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
13週 語彙⑩
まとめの問題
【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
14週 実践1 【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
15週 実践2 【Ⅲ-A,Ⅷ-A,B,D】
16週 期末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他(演習課題・発表・実技・成果物)合計
総合評価割合80000020100
基礎的理解600000060
応用力(実践・専門・融合)2000001030
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL)0000000
主体的・継続的学修意欲000001010