特許法・法学

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 特許法・法学
科目番号 5008 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修科目: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 0
教科書/教材 工業所有権法(産業財産権法)逐条解説(特許庁ホームページ)
担当教員 比嘉 吉一

到達目標

特許法を中心として、知的財産関連法の法目的、保護対象、主要条文の趣旨を理解し、企業活動等で生まれる新規なアイデアやデザイン等の成果物をどのようにして保護したらよいか、そのための手続についての基本的知識を身につける。
【Ⅸ-F】 倫理観(独創性の尊重、公共心):法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な到達レベル(可)
知的財産権法の趣 旨及び概要を理解 し、社会で起きてい る知的財産権に関 する事件につい て、どんな知的財 産権が問題になっ ているか理解でき ること知的財産権法の趣 旨及び概要を正し く説明し、事例に おいて問題となっ ている知的財産権 を摘示できる。知的財産権法の趣 旨及び概要を正し く説明できる。知的財産権法の趣 旨及び概要を説明 できる。
知的財産権の保護 対象、登録要件を 理解できること。知的財産権の保護 対象、登録要件を 正しく説明し、登録 性について判断で きる。知的財産権の保護 対象、登録要件を 正しく説明できる。知的財産権の保護 対象、登録要件を 説明できる。
事例問題におい て、問題の所在及 び争点を正しく摘 示し、知的財産権 の利用または活用 について見解を述 べることができるこ と。事例問題におい て、問題の所在及 び争点を正しく摘 示し、知的財産権 の利用または活用 について見解を述 べることができる。事例問題におい て、問題の所在及 び争点を正しく摘 示できる。事例問題におい て、問題の所在及 び争点を摘示でき る。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
知的財産権法の趣旨、概要を説明する。特に、産業財産権については、保護対象及び登録要件を説明する。
授業の進め方・方法:
事例問題において、問題の所在及び争点を正しく理解し、知的財産権の利用または活用について考えることができるようにする。
注意点:
なお、関連する条文については、特許庁ホームページで閲覧可能な産業財産権法逐条解説を参照すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 知的財産権概論 知的財産権の概要説明
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
2週 知的財産権概論 ドラマの仮想事例をもとに知的財産権の活用を考える①
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
3週 知的財産権概論 ドラマの仮想事例をもとに知的財産権の活用を考える②
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
4週 知的財産権概論 ドラマの仮想事例をもとに知的財産権の活用を考える③
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
5週 知的財産権概論 ドラマの仮想事例をもとに知的財産権の活用を考える④
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
6週 知的財産権概論 ドラマの仮想事例をもとに知的財産権の活用を考える⑤
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
7週 知的財産権概論 知的財産権の保護対象、登録要件
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
8週 特許法 発明の保護、職務発明、ジェネリック医薬品
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
4thQ
9週 意匠法と不正競争防止法 デザイン保護法
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
10週 商標法と不正競争防止法 ブランド保護法
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
11週 著作権法 著作権法の保護対象と保護要件①
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。
12週 著作権法 著作権法の保護対象と保護要件②
【Ⅸ-F】法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる
13週 著作権法 事例問題における著作権の争点
【Ⅸ-F】法令や過去の事例等の様々な要素を参照・融合して、適切な行動指針を決定できる。
14週 産業財産権まとめ 産業財産権法の復習
【Ⅸ-F】法令や過去の事例等の様々な要素を参照・融合して、適切な行動指針を決定できる。
15週 期末試験
16週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的理解5010000060
応用力(実践・専門・融合)3010000040