到達目標
本校で学ぶ留学生の出身国は数カ国に及ぶ。日本の政治、経済、文化、歴史や地理等を学び、また互いの
国の実態をデイスカッションや意見の発表等をすることにより、母国を振り返る機会にすることができたら母国
の発展に些かなりとも貢献することができるのではないかということを目標にしたい。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な到達レベル(可) |
授業内容は地理・
歴史・政治・経済・
文化・人口等であ
る。母国の状況を
発表させながら理
解できるよう努力
する。 | 90%。講義の各
分野を極めてよく
理解し、母国につ
いても的確に意見
を発表している。 | 75%。講義の各
分野をよく理解し、
母国についてもよ
く意見を発表でき
る。 | 60%。講義の各
分野を理解し、母
国についてもある
程度の意見を発
表できる。 |
講義中の態度や
日本語による意見
の発表を重視す
る。 | 各分野の重要な
課題を見いだし、
その解決に必要な
意見を発表するこ
とができること。 | 各分野の基本的
な知識を深めてい
て、デイスカッショ
ンも「意欲的に発
表する。 | 基本的な漢字や
用語を理解でき、
意欲的な学習意
欲が見られる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本の地理、憲法、文化、産業、人口、社会保障、歴史。
授業の進め方・方法:
殆どの留学生は日本は初めてと思われる。このため、「日本事情」の講義は多岐にわたって日本の事情を理解する必要があると考えられるので、各分野とも「概観」を念頭に講義を勧めることにしたい。
注意点:
デイスカッションや発表の機会をつくり、母国の諸制度を振り返るよう促したい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コース・インフォメーション |
内容・レポート発表等
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2週 |
日本とアジア |
日本の地理的位置
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3週 |
日本の地理 |
都道府県・都市
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4週 |
日本の地理 |
日本の自然
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5週 |
日本の憲法① |
明治憲法・日本国憲法
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6週 |
日本の憲法② |
国民主権
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7週 |
日本の憲法③ |
平和主義
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8週 |
日本の憲法④ |
基本的人権
|
2ndQ |
9週 |
日本の憲法⑤ |
基本的人権
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10週 |
日本の憲法⑥ |
三権分立
|
11週 |
日本の文化① |
日本文化の特徴
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12週 |
日本の文化② |
日本文化の特徴
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13週 |
日本の文化③ |
日本人の生活習慣
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14週 |
日本の文化④ |
実習
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15週 |
前期のまとめ |
発表
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
日本の主要国の産業 |
日本の産業概観
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2週 |
日本の産業① |
日本経済概観
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3週 |
日本の産業② |
1945年~1973年
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4週 |
日本の産業③ |
1973年~
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5週 |
日本の産業④ |
バブル期~
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6週 |
日本の産業⑤ |
日本経済の課題
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7週 |
日本の人口 |
日本と世界の人口
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8週 |
日本の人口 |
少子化・高齢化
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4thQ |
9週 |
日本の社会保障 |
社会保障の仕組み
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10週 |
日本の社会保障 |
社会保障問題
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11週 |
日本の歴史① |
古代~江戸時代
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12週 |
日本の歴史② |
江戸時代末期~明治維新
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13週 |
日本の歴史③ |
明治~1945年
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14週 |
日本の歴史④ |
1945年以降
|
15週 |
1年の総まとめ |
演習発表・討論
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | 態度 | その他(演習課題・発表・実技・成果物) | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 20 | 0 | 10 | 0 | 100 |
基礎的理解 | 20 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 40 |
応用力(実践・専門・融合) | 10 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 20 |
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL) | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 |
主体的・継続的学修意欲 | 20 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 30 |