数学演習

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 数学演習
科目番号 4015 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報通信システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 演習課題のプリントを配布する。
担当教員 山田 親稔

到達目標

微積分と線形代数を中心に大学編入に必要とされる基礎学力を身につける。
過去の大学編入試験問題を解くことを通して、自発的・継続的な学習を身につける。
【5-1】工学の基本的問題を解決するために必要な数学の知識、計算技術および応用能力を修得させ、この知識および技術等を工学における現象面と関連づけて活用する能力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な 到達レベル(可)
正しく説明できるか定期試験で評価する。これまでに学習した他の科目と関連付けながら微積分と線形代数を中心に大学編入に必要とされる基礎学力を身につけることができる。教科書や資料に従って微積分と線形代数を中心に大学編入に必要とされる基礎学力を身につけることができる。教科書や資料を見ながら微積分と線形代数を中心に大学編入に必要とされる基礎学力を身につけることができる。
正しく解けるか講義での演習課題で評価する。 これまでに学習した他の科目と関連付けながら過去の大学編入試験問題を解くことを通して、自発的・継続的な学習を身につけることができる。教科書や資料に従って過去の大学編入試験問題を解くことを通して、自発的・継続的な学習を身につけることができる。教科書や資料を見ながら過去の大学編入試験問題を解くことを通して、自発的・継続的な学習を身につけることができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
微積分と線形打数を中心に大学編入に必要な学力を養うことを目的とし、過去の大学編入試験問題を通して、問題演習を中心とした授業を行う。
・3年生までに学んだ基礎的事項を確認しつつ、大学編入試験問題を解説する。
・授業時間内に適宜問題演習を行い、問題解法能力を養う。
答案作成能力を養うため、適宜演習問題をレポートとして課す。
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の進め方および評価方法について説明する。
2週 導関数および微分の応用 関数の導関数を計算して、関数の増減やグラフ、最大・最小について調べる。
【5-1:12】微分法
【5-1:13】微分法の応用
3週 関数の極限、関数の展開 関数の極限、テイラー展開、マクローリン展開を計算する。
【5-1:12】微分法
【5-1:13】微分法の応用
4週 不定積分 さまざまな公式を利用して、不定積分を計算する。
【5-1:14】積分法
【5-1:15】積分法の応用
5週 定積分 定積分、微分と積分の関係、広義積分を計算する。
【5-1:14】積分法
【5-1:15】積分法の応用
6週 定積分の応用 面積や曲線の長さ、体積や表面積を求める。
【5-1:14】積分法
【5-1:15】積分法の応用
7週 偏微分と重積分 偏微分を学び、関数の極大・極小や最大・最小を調べ、重積分について学び、累次積分として計算する。
【5-1:16】偏微分
【5-1:17】重積分
8週 後期中間試験
4thQ
9週 重積分の応用 重積分を利用して、体積や曲面積を計算する。
【5-1:17】重積分
10週 連立1次方程式 掃き出し法やクラメルの公式を用いて、連立1次方程式を解く。
11週 行列式 行列の行列式を計算する。
【5-1:10】行列
12週 行列の計算 行列の演算や逆行列を計算する。
【5-1:10】行列
13週 1次独立、行列の階数、1次変換 ベクトルの1次独立、行列、1次変換を学ぶ。
【5-1:9】ベクトル
14週 行列の固有値と固有ベクトル 行列の固有値、固有ベクトルを求める。
15週 行列の対角化 固有値、固有ベクトルを用いて行列を対角化する。
16週

評価割合

定期試験小テストレポートその他(演習課題・発表・実技・成果物等)ポートフォリオその他合計
総合評価割合50005000100
基礎的能力500000050
主体的・継続的学修意欲000500050