文学概論

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 文学概論
科目番号 4018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報通信システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『国語総合』(教育出版)/『ビジュアルカラー国語便覧』(大修館書店)/教員編成資料 
担当教員 澤井 万七美

到達目標

文学と社会との関わりを考える。
①日本文学史の基礎を学ぶ。
②各種の表現媒体に触れつつ、多様な表現の可能性について考える。
③作品の紹介文・批評文の作成を通じて、要旨を的確に掴み、表現する力を養う。

【Ⅲ-A:1-1】論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
【Ⅲ-A:1-2】代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。
【Ⅲ-A:1-3】文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
【Ⅲ-A:1-4】文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。
【Ⅲ-A:1-5】鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を養うことができる。
【Ⅲ-A:3-1】情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。
【Ⅲ-A:3-2】他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な 到達レベルの目安
日本文学史の基礎を学ぶ。日本文学史について十分に理解している。日本文学史について概ね理解している。日本文学史について理解している。
各種の表現媒体に触れつつ、多様な表現の可能性について考える。各種の表現媒体の特質を十分に理解し、多様な表現の今後の可能性について自己の見解を的確に表現できる。各種の表現媒体の特質を概ね理解し、多様な表現の今後の可能性について自己の見解を表現できる。各種の表現媒体の特質を理解し、多様な表現の今後の可能性について自己の見解を表現できる。
作品の紹介文・批評文の作成を通じて、要旨を的確に掴み、表現する力を養う。文章を適切に読解することができ、要旨を他者にもよく伝わるようにまとめ、批評を行うことができる。文章を読解することができ、要旨を遺漏なくまとめ、批評を行うことができる。文章を読解することができ、要旨をまとめ、批評を行うことができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
文学と社会の関りを多角的に学ぶ。
芸術学の観点を用い、映画など他のジャンルも扱う。
授業の進め方・方法:
一般教養対策として小テストを実施する。
グループワークを取り入れる。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス/「文学」の定義 ガイダンス/「文学」とは何か
【Ⅲ-A:1-3】文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
2週 近現代日本文学史(1) 近代以降の日本文学の諸相
【Ⅲ-A:1-3】文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
3週 近現代日本文学史(2) 同上
4週 近現代日本文学史(3) 同上
5週 文学の視覚化(1) 映画化・漫画化された作品分析
【Ⅲ-A:1-2】代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。
【Ⅲ-A:1-3】文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
【Ⅲ-A:1-4】文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。
【Ⅲ-A:1-1】論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
6週 文学の視覚化(2) 同上
7週 文学の視覚化(3) 同上
8週 作品分析(1) ひとつの作品のプロモーションを行うという設定で、その作品の概要・魅力を分析し、効果的に伝える戦略を考える。
【Ⅲ-A:1-2】代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。
【Ⅲ-A:1-3】文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
【Ⅲ-A:1-4】文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。
【Ⅲ-A:1-5】鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を養うことができる。
【Ⅲ-A:3-1】情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。
2ndQ
9週 作品分析(2) 同上
10週 作品分析(3) 同上
11週 作品紹介(1) 分析した作品を第三者に紹介する(プレゼンテーション)。
【Ⅲ-A:3-2】他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。
12週 作品紹介(2) 同上
13週 文学の行方(1) 文学と社会との関係を論ずる文章を読み解く
【Ⅲ-A:1-1】論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
【Ⅲ-A:1-3】文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
【Ⅲ-A:1-4】文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。
【Ⅲ-A:1-5】鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を養うことができる。
14週 文学の行方(2) 同上
15週 総括 これまでの振り返り
16週 期末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合501055030100
基礎的能力501055030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000