到達目標
18歳選挙権の導入から、主権者教育及び消費者教育の必要性が高まっている。
人間の尊重と科学的な探求の精神に基づいて、広い視野に立って、現代の社会と人間についての理解を深めさせ、現代社会の基本的な問題について主体的に考察し公正に判断するとともに自らの人間としての在り方生き方について考察する力の基礎を養い、良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な到達レベル(可) |
授業内容は政治・経済・文化・選挙等で、社会の動向に関心を払うよう努める。 | 90%。講義の各分野を極めてよく理解し、的確に意見を発表している。 | 75%。講義の各分野をよく理解し、よく意見を発表できる。 | 60%。講義の各分野を理解しある程度の意見を発表できる。 |
講義中の態度や意見の発表を重視する。
| 各分野の重要な課題を見いだし、その解決に必要な意見を発表することができること。 | 各分野の基本的な知識を深めていて、デイスカッションも意欲的に発表する。 | 基本的な漢字や用語を理解でき、意欲的な学習意欲が見られる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
18歳選挙権の導入に伴い、主権者教育及び消費者教育の必要性が高まっている。広い視野に立って、現代の社会について主体的に考察させ、理解を深めるとともに、人間としての在り方生き方についての自覚を育て、平和で民主的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養う。
授業の進め方・方法:
内容:青年期、憲法、経済、文化、選挙制度等。
毎時間プリントを活用する。中間考査時にはそれまでの授業内学んだ内容を出題。新聞に触れる機会を増やすために、必ず新聞から興味・関心のあるものを一つ取り上げ、現状、自分自身の考え等、一人一回程度発表を実施。そのほかにも、グローバルな視野をもつために、世界規模の社会問題等の調べ学習を実施する。
自分自身の考えを常に持つことの必要性を学んでほしい。
注意点:
欠席した場合、翌週にその日のプリントを受け取り、自学自習を行うこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コース・インフォメーション 私たちの生きる社会①(世界の宗教) |
授業と評価の方法についての周知。 世界の主な宗教の概要、現在の中東情勢と宗教の関わりを理解する。
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2週 |
第1編私たちの生きる社会②(科学技術と生命倫理) |
生命に対する倫理感の変化を理解し、生命倫理をめぐる諸問題を考察する。
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3週 |
私たちの生きる社会③(高度情報社会と私たちの生活) |
高度情報化社会の利便性と諸問題の考察し、関連する法律等への理解を深める。
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4週 |
現代に生きる青年、青年と法律(成年年齢の引き下げ) |
青年期の意義と課題について理解し、成年年齢の引き下げに関して消費者としての態度を育成する。
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5週 |
個人の尊厳と法の支配 |
民主政治における個人と国家の関係を理解し、世界の主な国々の政治体制と、その長所と短所を考察する。
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6週 |
日本国憲法① |
日本国憲法と三大原理を理解し、平和主義と基本的人権を学習する。また人権をめぐる裁判も考察する。
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7週 |
日本国憲法② |
国民主権と議会制民主主義、地方自治と住民の福祉、世論の形成と政治参加について考察する。
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8週 |
中間試験 |
現代社会についての考察をプレゼンテーションする。
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2ndQ |
9週 |
国際政治の動向と日本の役割① |
世界の地域紛争を知り、その背景と今後の課題つについて考察する。
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10週 |
国際政治の動向と日本の役割② |
国境をこえて活動する人々(ODA、PKO、各種NGO)を知り、課題とその対策について考える。
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11週 |
現代の経済社会と私たちの生活① |
朝鮮戦争と日本の戦後復興、学生運動の高まりについて学び、戦後日本の変遷について考察する。
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12週 |
現代の経済社会と私たちの生活② |
日本の財政、政府の役割と租税の意義、金融機関のはたらきへの理解を深め、今後の日本の経済動向を考察する。
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13週 |
現代の経済社会と私たちの生活③ |
雇用と労働問題、消費者保護と契約について学習し、日本が抱える諸問題について考察する。
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14週 |
国際経済の動向と日本の役割 |
発展途上国の経済と南北問題について学習し、日本の役割について考える。
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15週 |
豊かな人生を求めて
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知識の定着と現代社会についての考察の深まりを評価する。
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16週 |
期末試験 |
現代社会の特徴とその課題についてレポートにまとめる。
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評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | その他(演習課題・発表・実技・成果物) | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 55 | 0 | 20 | 25 | 0 | 0 | 100 |
基礎的理解 | 20 | 0 | 5 | 10 | 0 | 0 | 35 |
応用力(実践・専門・融合) | 10 | 0 | 10 | 5 | 0 | 0 | 25 |
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL) | 5 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 15 |
主体的・継続的学修意欲 | 20 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 25 |