到達目標
今日の社会では、情報技術は必須のスキルとなっている。本講義は情報技術の基礎となるハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク基礎を広く修得することを目標とする。
特に、データサイエンス、サイバーセキュリティ、IoT などは注目を集めている。これらをより深く学習するうえで必要なCUI(Character-Base User Interface)の知識について学習する。
【Ⅴ-D-4 コンピュータシステム】【Ⅴ-D-5 システムプログラム】【Ⅴ-D-6 情報通信ネットワーク】【Ⅴ-D-8 その他の学習内容】
ルーブリック
| 達成度目標の評価方法 | 標準的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安(可) |
コンピュータのアーキテクチャやソフトウェアが理解できる。 | 理解度を定期試験および小テストで評価する。 | コンピュータアーキテクチャやソフトウェアを理解し、必要な要件を考案できる。 | 基本的なコンピュータのアーキテクチャやソフトウェアを説明できる。 | 基本的なコンピュータのアーキテクチャやソフトウェアが理解できる。 |
ネットワークを構成する機器とその通信規約が理解できる。 | 理解度を定期試験および小テストで評価する。 | ネットワークプロトコルやハードウェアの構成を理解し、必要なシステムを考案できる。 | ネットワークプロトコルやハードウェアについて理解し、説明できる。 | ネットワークの基礎知識を理解できる。 |
コンピューターを利用するうえで必要なCUIの使い方が理解できる。 | 理解度を定期試験および小テストで評価する。 | CUIで利用するコマンドを理解し、環境ごとにことなる | CUIで利用するコマンドを説明できる。 | CUIで利用するコマンドを使用できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
今日の社会では、情報技術は必須のスキルとなっている。本講義は情報技術の基礎となるハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク基礎を広く修得することを目標とする。
特に、データサイエンス、サイバーセキュリティ、IoT などは注目を集めている。これらをより深く学習するうえで必要なCUI(Character-Base User Interface)の知識について学習する。
授業の進め方・方法:
CUIを使った演習を中心に行う。毎週簡単な演習課題を実施する。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス・環境構築 |
講義の進め方、評価方法、講義概要について説明する。 演習環境のインストールを行う。
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2週 |
環境構築 |
演習環境のインストールを行う。
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3週 |
Linuxとは、CUIとは |
Windows以外のオペレーティングシステムについて学習する。 CUI(キャラクターベースユーザーインターフェースに)について学習する。
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4週 |
Linuxのインストールについて |
開発環境のインストール方法について学習する。 オペレーティングシステムから見たハードウェア、ソフトウェアについて学習する。
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5週 |
基本的なコマンド |
基本的なコマンドの使い方について学習する。
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6週 |
正規表現とパイプ |
正規表現とパイプの使い方について学習する。
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7週 |
基本的なコマンド2 |
基本的なコマンドの使い方について学習する。 ネットワークの状態を確認したり、操作するためのコマンドについて学習する。
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8週 |
viエディタ |
viエディタについて学習する。
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4thQ |
9週 |
管理者の仕事 |
オペレーティングシステム管理者の仕事について学習する。 オペレーティングシステムのユーザーごとのセキュリティ対策について学習する。
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10週 |
ユーザ権限とアクセス権 |
オペレーティングシステムのユーザ権限とアクセス権について学習する。
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11週 |
シェルスクリプト |
シェルスクリプトを用いた、複数コマンドのバッチ処理について学習する。
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12週 |
ネットワークの設定と管理 |
ネットワークの状態を確認したり、操作するためのコマンドについて学習する。
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13週 |
プロセス管理 |
プロセス管理について学習する。
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14週 |
ファイル管理 |
ファイル管理について学習する。
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15週 |
シェルスクリプトの応用 |
シェルスクリプトの応用方法について学習する。
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16週 |
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評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 演習課題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 40 | 20 | 80 |
応用力 | 20 | 0 | 0 | 20 |