到達目標
１前後の史実の連関を把握し、歴史を流れで理解できる。２現代の我々とは異なる思想・価値観を理解することで、多面的なものの見方や考え方ができるようにする。３現代と異なる形態の国家・社会・宗教等を学ぶことで、現代社会を相対的に把握できる能力を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 定期試験の９割に到達している。 | 定期試験の７割に到達している。 | 定期試験の６割に到達している。 |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
資・史料を提示し、歴史学的方法論を併せて説明することで、科学的・論理的に考える能力を高める。それとともに、リアリティーある時代像の構築に努める。
授業の進め方・方法:
資・史料を提示し、歴史学的方法論を併せて説明することで、科学的・論理的に考える能力を高める。それとともに、リアリティーある時代像の構築に努める。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
ガイダンス |
授業の方針・進め方等についての説明
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| 2週 |
下総の子犬の話しー鎌倉幕府の中央政務機構と執権政治の成立ー |
漢文読解能力未習得段階における史料の使用方法について、古今著聞集を実例に説明し、併せて鎌倉幕府の中央政務機構と執権政治の成立を説話史料に基づき理解する。
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| 3週 |
大化改新1 |
大化改新を国家成立史の視点から理解する
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| 4週 |
大化改新2 |
大化改新を王権の継承の視点から理解する
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| 5週 |
壬申の乱 |
壬申の乱を国家成立史・王権の継承の両視点から理解する
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| 6週 |
律令国家の成立とその政務機構 |
律令国家成立に伴って編成される政務機構を知識し、その後の変遷を通して、現在の省庁制の母体になったことを知る
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| 7週 |
天武天皇後の皇位継承 |
壬申の乱によって直系皇統としての地位を確立した天武系のその後の皇位継承を概観する
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| 8週 |
聖武天皇後の皇位継承1 |
古代政治史のターニングポイントとなった聖武天皇期における皇位継承の異例について知識し、異例が多く生じた理由について考える
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| 2ndQ |
| 9週 |
聖武天皇後の皇位継承2 |
聖武天皇期における皇位継承の異例について、藤原仲麻呂の乱と道教事件を連動させ、孝謙天皇の皇位継承構想について理解する
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| 10週 |
桓武天皇の登場 |
桓武天皇登場を語る 『扶桑略記』の史料桓武天皇登場を語る 『扶桑略記』の史料としての信頼性の問題を考える。
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| 11週 |
桓武天皇後の皇位継承1 |
聖武皇統の断絶により直系皇統が再度天武系から天智系へ移行することを理解する
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| 12週 |
桓武天皇後の皇位継承2 |
新しい皇統の直系として桓武系が認識されるようになることと、その後の皇統分裂を薬子・承和の両政変を通して考える。
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| 13週 |
荘園の成立 |
摂関政治・院政を理解する上で必要となる荘園制の成立について概要を理解する
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| 14週 |
摂関政治前史―藤原氏の台頭― |
大化改新以降の藤原氏の台頭を流れで概観する
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| 15週 |
前期授業内容のまとめ |
前期授業内容のまとめ
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| 16週 |
期末試験 |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
摂関政治前史２―摂政・関白制度の確立 |
人臣摂政・関白の起源が何故に生じたか理解する。
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| 2週 |
摂関政治の成立 |
兼家の時に成立した摂関政治について歴史的意義を理解する
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| 3週 |
摂関政治の全盛 |
道長・頼通の摂関政治の全盛が何故生じたのか、何故突然摂関政治は終わったのかを知ることで、摂関政治とは何かを理解する
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| 4週 |
中世への胎動 |
摂関政治・院政双方の政治構造の差異を理解することで、古代から中世への移行について考える。
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| 5週 |
院政前史ー後三条天皇の政治 |
後三条天皇の登場により、摂関政治の終焉と院政への胎動を理解する
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| 6週 |
院政の成立 |
皇位継承を通して院政の成立を理解する
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| 7週 |
院政の展開 |
成立した院政がその後、どのように定着してゆくのかを理解する
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| 8週 |
鎌倉幕府成立前史１ |
鎌倉幕府の成立の前提となった平氏政権の成立を理解する
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| 4thQ |
| 9週 |
鎌倉幕府成立前史２ |
平氏政権の展開を理解する
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| 10週 |
鎌倉幕府の成立 |
鎌倉幕府の成立を皇位継承問題の視点から理解する
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| 11週 |
鎌倉幕府の権力構造 |
下総の子犬の話を再度取り上げて、鎌倉幕府の権力構造を理解する
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| 12週 |
資本主義・共産主義の形成と冷戦 |
資本主義と共産主義の形成、それに伴う冷戦構造の成立について理解し、４年次で開講する地域文化論に論点をつなげる前振りとする。
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| 13週 |
前近代海上交通と大分磨崖仏 |
前近代における海上交通の意義を,地理的背景を踏まえ、時代別に理解する。
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| 14週 |
前近代海上交通と大分磨崖仏２ |
上記理解に基づき、論点を大分の磨崖仏に及ぼす。
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| 15週 |
後期授業内容のまとめ |
後期授業内容のまとめ
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| 16週 |
学年末試験 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |