プログラミングIII

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミングIII
科目番号 3315 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修科目: 2
開設学科 メディア情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 0
教科書/教材 自作教材及びパワーポイントなどのプレゼン資料,「 Rubyプログラミング入門」「Rubyプログラミング中級」(IPA作成)
担当教員 金城 篤史

到達目標

LL(Ruby)について学びます。LLによるファイル操作について学び、実験データの整理などが行えるようになります。RubyのCGIライブラリを用いたWebアプリケーションの作成法について学びます。PBL方式による演習では動的なウェブコンテンツの作成により応用力を身につけます。

ルーブリック

"理想的な 到達レベル(優)" "標準的な 到達レベル(良)" "最低限必要な 到達レベル(可)"
LLを利用した基本的なプログラミング技術ついて習得する。LL(Ruby)を利用した基本的なプログラミング技術ついて理解できる。 LL(Ruby)についてC言語と比較しながら言語の特徴について理解できる。 LLの特徴と他の言語との違いについて理解できる。
LLを利用した応用的なプログラミング技術ついて習得する。LL(Ruby)におけるクラスの概念を理解し、応用的なプログラミングに必要なクラスの設計ができる。 LL(Ruby)におけるクラスの概念を理解し、用意されたクラスを用いたプログラミングが理解できる。 LL(Ruby)におけるクラスの概念を理解できる。
LLによるWebアプリケーションの開発について習得する。グループでLLによるWebアプリケーション開発技法について理解し実装ができる。 LL(Ruby)によるWebアプリケーション開発技法について理解できる。 Webアプリケーションの開発に必要なWWW関連知識(CGI, HTTP, HTMLなど)を理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
LL(Ruby)について学びます。LLによるファイル操作について学び、実験データの整理などが行えるようになります。
授業の進め方・方法:
RubyのCGIライブラリを用いたWebアプリケーションの作成法について学びます。PBL方式による演習では動的なウェブコンテンツの作成により応用力を身につけます。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスと開発環境の整備
授業内容の説明とRuby開発環境の整備を行う
2週 LL概要
LL概要について学ぶ
3週 特徴と基本的なプログラム
Ruby の特徴と基本的なプログラムについて学ぶ
4週 Rubyの基本構文(1)
式と演算子および条件分岐について学ぶ

5週 Rubyの基本構文(2)
式と演算子および条件分岐について学ぶ。
6週 Rubyの基本構文(3)
ループ構造とメソッドについて学ぶ。
7週 Rubyの基本構文(4)
ループ構造とメソッドについて学ぶ。
8週 中間試験
2ndQ
9週 OOP入門(1)
オブジェクト指向プログラミングについて学ぶ。
10週 OOP入門(2)
オブジェクト指向プログラミングについて学ぶ。
11週 数値クラス
数値クラスについて理解する。
12週 文字列クラス
文字列クラスについて理解する。
13週 配列
配列クラスについて理解する。
14週 ハッシュ(1)
ハッシュクラスについて理解する。
15週 ハッシュ(2)
ハッシュクラスについて理解する。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 正規表現(1)
正規表現について理解する。
2週 正規表現(2)
正規表現について理解する。
3週 イテレータ
イテレーターについて理解する。
4週 ファイル入出力(1)
ファイルの入出力について理解する。
5週 ファイル入出力(2)
ファイルの入出力について理解する。
6週 ファイル/ディレクトリ操作
ファイル操作、および、ディレクトリー操作について理解する。
7週 組み込みライブラリ
組み込みライブラリについて理解知る。
8週 中間試験
中間試験
4thQ
9週 RubyによるCGIプログラム(1) RubyのCGIライブラリを用いてWebアプリケーション開発について学ぶ。
10週 RubyによるCGIプログラム(2) RubyのCGIライブラリを用いてWebアプリケーション開発について学ぶ。
11週 RubyによるCGIプログラム(2) RubyのCGIライブラリを用いてWebアプリケーション開発について学ぶ。
12週 プログラミング演習(1)
PBLを通じてRubyによるWebアプリケーションの開発手法を理解する。
13週 プログラミング演習(2)
PBLを通じてRubyによるWebアプリケーションの開発手法を理解する。
14週 プログラミング演習(3)
PBLを通じてRubyによるWebアプリケーションの開発手法を理解する。
15週 プログラミング演習(4)
PBLを通じてRubyによるWebアプリケーションの開発手法を理解する。
16週

評価割合

定期試験演習課題・発表・実技・成果物等合計
総合評価割合7030100
基礎的能力40040
応用力303060