応用数学

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 応用数学
科目番号 4302 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 メディア情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 参考書:やさしく学べるラプラス変換・フーリエ解析, フーリエ級数・変換/ラプラス変換, ラプラス変換とフーリエ解析要
担当教員 バイティガ ザカリ

到達目標

応用数学が専門的知識の習得や研究に果たす役割を理解させる。
【5-1 I 】数学:工学の基本的問題を解決するために必要な数学の知識、計算技術および応用能力を修得させ、この知識および技術等を工学における現象面と関連づけて活用する能力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な到達レベル(可)
ラプラス変換の定 義・基本的な関数・ ラプラス変換の存 在条件や性質を理 解できる。 ラプラス変換及び 逆ラクラス変換を 理解することによっ て動的システム・ 線形システムから の複雑な回路でも 伝達関数を求め、 応用できます。ラプラス変換を理 解することによって 常微分方程式や線 形微分方程式を簡 単に解けることが できる。 ラプラス変換を理 解することによって 常微分方程式を簡 単に解けることが できる。
フーリエ級数にお ける周期関数周期 2πの関数フーリエ 余弦級数・正弦級 数を理解する。 (A-1)フーリエ級数の理 解によって周波数 応答法を用いた線 形システムと回路 が受けた信号の影 響を予測すること がで、物理で応用フーリエ級数を理 解することによっ て、信号の周波数 聖文を計算するこ とができる。フーリエ級数係数 を求めることができ る。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
・ 4年生は始めて応用数学を学ぶことで,各授業の前には必ず前回の授業に関する重要な箇所を復習し,よくわから
ないところを再度説明するなどして,決して不明確なままで終わらせないことを進めていく。
・ 3回毎の授業で,前回の授業内容について小テストを行う。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・定積分・無限積
授業の進め方・評価方法の説明後、無限積分の解き方を学ぶ。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
2週 ラプラス変換の基本的な関数
-I
ラプラス変換の定義・計算方法を学ぶ。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
3週 ラプラス変換の基本的な関数
-Ⅱ
ラプラス変換の存在条件を学ぶ。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
4週 ラプラス変換の基本的な関数
-Ⅲ
Sの範囲に付いた条件を学ぶ
【5-1 I:14-5】定積分の定義を理解している(区分求積法)。
5週 ラプラス変換の性質-I 線形法則・相似法則を学ぶ。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
6週 ラプラス変換の性質-Ⅱ 移動法則・ラプラス変換の微分・積分を学ぶ。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
7週 Group Assessment Test (GAT) 定積分~ラプラス変換の性質IIにてGATを行う。
8週 中間試験 上記の内容を元に前期中間試験を行う。
2ndQ
9週 逆ラプラス変換-I 逆ラプラス変換の性質と存在条件を学ぶ。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
10週 逆ラプラス変換-II 逆ラプラス変換のいろいろな問題を解く。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
11週 ラプラス変換への応用-I 常微分方程式の初期値問題を解く。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
12週 ラプラス変換への応用-II 未知関数とする定係数2階線形常微分方程式を解く。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
13週 フーリエ級数-I 周期2πの関数を理解する。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
14週 フーリエ級数-II~III フーリエ余弦級数・正弦級数を理解する。
【5-1 I:14-5】定積分の基本的な計算ができる。
15週 Group Assessment Test (GAT) 逆ラプラス変換の性質~フーリエ余弦級数にてGATを行う。
16週 期末試験 上記の内容を元に前学期期末間試験を行う。
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力5010000060
応用力(実践・専門・融合)3010000040
分野横断的能力0000000