ディジタルシステム設計

科目基礎情報

学校	沖縄工業高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	ディジタルシステム設計
科目番号	4315	科目区分	専門 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	学修単位: 2
開設学科	メディア情報工学科	対象学年	4
開設期	通年	週時間数	1
教科書/教材	都度，教材(手順書，資料)を提示する。
担当教員	姉崎 隆

到達目標

いわゆるSoCシステムの構築では，ハードウェア処理とソフトウェア処理による機能分割を考慮したシステム設計･デバッグが必要となる。そこで，Webカメラを搭載した画像ディジタルシステムを設計し，用途に応じたディジタルシステムの設計を習得する。さらにディジタルシステム上でハード&ソフト協調デバッグを実習する 。
【Ⅴ-D-4】【Ⅵ-D】【Ⅴ-D-8 メディア情報処理】

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	最低限必要な到達レベル（可）
画像ディジタルシステムの基礎と最新動向が理解でき，画像ディジタルシステム の特徴について説明できる。(A-3)	画像ディジタルシステムの基礎と最新動向が理解でき，画像ディジタルシステム の特徴について適切に適用、説明できる。	画像ディジタルシステムの基礎と最新動向が理解でき，画像ディジタルシステム の特徴について説明できる。	画像ディジタルシステムの基礎と最新動向の基礎が理解でき，画像ディジタルシステム の特徴について基礎的な説明ができる。
カメラ系の基礎が理解でき，画像ディジタルシステム の特徴について説明できる。(A-3)	カメラ系の基礎が理解でき，画像ディジタルシステム の特徴について適切に適用、説明できる。	カメラ系の基礎が理解でき，画像ディジタルシステム の特徴について説明できる。	カメラ系の基礎が理解でき，画像ディジタルシステム の特徴について基礎的な説明ができる。
ハード・マクロのCPU が理解でき，SoCとCPU の特徴，機能について説明できる。(A-3)	ハード・マクロのCPU が理解でき，SoCとCPU の特徴，機能について適切に適用、説明することができる。	ハード・マクロのCPU が理解でき，SoCとCPU の特徴，機能について説明することができる。	ハード・マクロのCPUの基礎が理解でき，SoCとCPU の特徴，機能について基礎的な説明ができる。
組込みシステムのソフトウェアとハードウェアによる機能分割について説明できる。(A-3)	組込みシステムのソフトウェアとハードウェアによる機能分割について適切に適用、説明することができる。	組込みシステムのソフトウェアとハードウェアによる機能分割について説明することができる。	組込みシステムのソフトウェアとハードウェアによる機能分割について基礎的な説明ができる。

教育方法等

概要:

科目目標【MCC目標】
いわゆるSoCシステムの構築では，ハードウェア処理とソフトウェア処理による機能分割を考慮したシステム設計･デバッグが必要となる。そこで，Webカメラを搭載した画像ディジタルシステムを設計し，用途に応じたディジタルシステムの設計を習得する。さらにディジタルシステム上でハード&ソフト協調デバッグを実習する 。
【Ⅴ-D-4】【Ⅵ-D】【Ⅴ-D-8 メディア情報処理】

総合評価
報告書の提出/受付（50%）および実習方法に基づいた適切な実習を行えたか（50%）の合計点で評価する。実習経過の文書提出も後者に加味する。以上により評価する。

授業の進め方・方法:

ディジタルシステム設計は，携帯電話や情報家電などのマイクロプロセッサが実装されている組み込みシステムでは，ハードウェアの小型化や高機能な製品を開発するために必要不可欠な技術である。設計されたシステムは，少量多品種の試作･評価ではFPGAに実装し，量産ではASIC等の大規模集積回路で製品化される。
このようなシステムの構築では，ハードウェア処理とソフトウェア処理による機能分割を考慮したシステム設計･デバッグが必要となる。そこで，Webカメラを搭載した画像ディジタルシステムを設計し，用途に応じたディジタルシステムの設計を習得する。さらにディジタルシステム上でハード&ソフト協調デバッグを実習する 。

注意点:

教科書・教材
・都度，教材(手順書，資料)を提示する。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	概要	本講義のシラバス説明
		2週	画像ディジタルシステムの実装①	画像ディジタルシステムのセットアップ
		3週	画像ディジタルシステムの実装②	画像ディジタルシステムのセットアップ
		4週	画像ディジタルシステムの実装③	画像ディジタルシステムのセットアップ
		5週	画像ディジタルシステムの実装④	画像ディジタルシステムのカスタム設計を実習する。
		6週	画像ディジタルシステムの実装⑤	画像ディジタルシステムのカスタム設計を実習する。
		7週	画像ディジタルシステムの実装⑥	画像ディジタルシステムのカスタム設計を実習する。
		8週	Media Computerの設計と実装①	Media Computerの実装を実習する。
	2ndQ
		9週	Media Computerの設計と実装②	Media Computerの実装を実習する。
		10週	Media Computerの設計と実装③	Media Computerの実装を実習する。
		11週	Media Computerの設計と実装④	Media Computerの実装を実習する。
		12週	Media Computerの設計と実装⑤	Media Computerの実装およびｶｽﾀﾑ化設計を実習する。
		13週	Media Computerの設計と実装⑥	Media Computerの実装およびｶｽﾀﾑ化設計を実習する。
		14週	Media Computerの設計と実装⑦	Media Computerの実装およびｶｽﾀﾑ化設計を実習する。
		15週	Media Computerの設計と実装⑧	Media Computerの実装およびｶｽﾀﾑ化設計を実習する。
		16週
後期
	3rdQ
		1週
		2週
		3週
		4週
		5週
		6週
		7週
		8週
	4thQ
		9週
		10週
		11週
		12週
		13週
		14週
		15週
		16週

評価割合

	定期試験	小テスト	レポート	その他（演習課題・発表・実技・成果物等）	合計
総合評価割合	0	0	50	50	100
基礎的理解	0	0	25	25	50
応用力（実践・専門・融合）	0	0	25	25	50
社会性（プレゼン・コミュニケーション・PBL）	0	0	0	0	0
主体的・継続的学修意欲	0	0	0	0	0