概要:
生命、認知、言語、社会など、自律的に発展/進化するシステムである「複雑系」の概念、およびその研究手法として有効な構成論的アプローチや関連基礎知識・技術ついて解説する。また、実際に1)複雑系を形式化、2)計算機上へのモデルの実装、3)シミュレーション実験を通して、基礎から応用まで対応可能なシミュレーション技法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
後期評価:レポート95%、課題5%により評価し、60%以上を合格とする。
注意点:
本講義では数式やアルゴリズム等を基にプログラムを作成できる能力が求められる(独力で1000~2000行程度のプログラムを組めることが望ましい)。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
<複雑系科学> 複雑系に関する概念、基礎知識について学ぶ。 |
地球上の生物の多様性について理解している。 生物の共通性と進化の関係について理解している。 生物に共通する性質について理解している。
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2週 |
<構成論的アプローチ> 理解したい対象の元となるシステムを作り・動かしてその対象の理解を試みる構成論的アプローチについて学ぶ。 |
基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。
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3週 |
<マルチエージェント・システム1> エージェントの概念、基礎知識について学ぶ。 |
物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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4週 |
<マルチエージェント・システム2> 複数のエージェントによる相互作用系について学ぶ。 |
物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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5週 |
<学習システム1> パーセプトロンについて学ぶ。 |
生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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6週 |
<学習システム2> 階層型ニューラルネットワークについて学ぶ。 |
生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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7週 |
<学習システム3> 強化学習の概念、基礎知識について学ぶ。 |
生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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8週 |
<学習システム4> Q学習について学ぶ。 |
生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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4thQ |
9週 |
<学習システム5> 学習システムに関する演習。 |
生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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10週 |
<進化システム1> 進化論的計算手法の概念、基礎知識について学ぶ。 |
地球上の生物の多様性について理解している。 生物の共通性と進化の関係について理解している。 生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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11週 |
<進化システム2> 遺伝的アルゴリズムについて学ぶ。 |
地球上の生物の多様性について理解している。 生物の共通性と進化の関係について理解している。 生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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12週 |
<進化システム3> 進化システムに関する演習。 |
地球上の生物の多様性について理解している。 生物の共通性と進化の関係について理解している。 生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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13週 |
<複雑系シミュレーション1> 複雑系シミュレーション実験用プログラムを作成および実行し、複雑系の振る舞いを解析する。 |
地球上の生物の多様性について理解している。 生物の共通性と進化の関係について理解している。 生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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14週 |
<複雑系シミュレーション2> 複雑系シミュレーション実験用プログラムを作成および実行し、複雑系の振る舞いを解析する。 |
地球上の生物の多様性について理解している。 生物の共通性と進化の関係について理解している。 生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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15週 |
<複雑系シミュレーション3> 複雑系シミュレーション実験用プログラムを作成および実行し、複雑系の振る舞いを解析する。 |
地球上の生物の多様性について理解している。 生物の共通性と進化の関係について理解している。 生物に共通する性質について理解している。 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 主要な計算モデルを説明できる。
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16週 |
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