アナログ回路

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 アナログ回路
科目番号 4317 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 メディア情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 ・回路シミュレータ「Qucs」による「電子回路」入門、斎藤剛史、I/OBOOKS・都度,教材(手順書,資料)を提示する。
担当教員 姉崎 隆

到達目標

電気回路(アナログ回路)における、直流回路と交流回路の取り扱い方や過渡現象の解析方法を習得し、
情報系システムを履修するのに必要な幅広い知識を涵養することを目標とする。
【Ⅴ-C-1】【Ⅵ-C】

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な到達レベル(可)
抵抗、コイル、コンデンサ素子における電圧と電流の関係を理解し、電気回路の計算に用いることができる。(A-3)抵抗、コイル、コンデンサ素子における電圧と電流の関係を理解し、電気回路の計算に適切に適用することができる。抵抗、コイル、コンデンサ素子における電圧と電流の関係を理解し、電気回路の計算に用いることができる。抵抗、コイル、コンデンサ素子における電圧と電流の関係の基礎を理解し、電気回路の基礎的な計算ができる。
キルヒホッフの法則や重ねの理等の定理を理解し、電気回路の計算に用いることができる。(A-3)キルヒホッフの法則や重ねの理等の定理を理解し、電気回路の計算に適切に適用することができる。キルヒホッフの法則や重ねの理等の定理を理解し、電気回路の計算に用いることができる。 キルヒホッフの法則や重ねの理等の定理を理解し、電気回路の基礎的な計算ができる。
瞬時値、複素数表示を理解し、これらを正弦波交流回路の計算に用いることができる。(A-3)瞬時値、複素数表示を理解し、これらを正弦波交流回路の計算に適切に適用することができる。瞬時値、複素数表示を理解し、これらを正弦波交流回路の計算に用いることができる。瞬時値、複素数表示の基礎を理解し、これらを正弦波交流回路の基礎的な計算ができる。
電気回路の過渡応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。(A-3)電気回路の過渡応答を適切に適用/計算し、過渡応答の特徴を適切に適用、説明できる。電気回路の過渡応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。電気回路の基礎的な過渡応答を計算し、過渡応答の基礎的な特徴を説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科目目標【MCC目標】
電気回路(アナログ回路)における、直流回路と交流回路の取り扱い方や過渡現象の解析方法を習得し、情報系システムを履修するのに必要な幅広い知識を涵養することを目標とする。
【Ⅴ-C-1】【Ⅵ-C】

総合評価
期末テストを行う(40%)。
講義内で行う演習の発表,演習レポート提出および小テスト(60%)。
以上により評価する。
授業の進め方・方法:
電気回路(アナログ回路)における、直流回路と交流回路の取り扱い方や過渡現象の解析方法等、
電気回路理論を中心に講義を行う。
実践を重視するため、回路シミュレータを活用する。また、課題演習時間を多くとるよう配慮する。
注意点:
教科書・教材
・回路シミュレータ「Qucs」による「電子回路」入門、斎藤剛史、I/OBOOKS
・都度,教材(手順書,資料)を提示する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 全体説明、シミュレータ導入 講義内容説明、Qucsシミュレータの導入
2週 シミュレータ基本操作 Qucsシミュレータの立ちあげと基本操作
3週 直流回路基礎 オームの法則、抵抗の直/並列接続
4週 交流回路基礎 ベクトルの複素数表示
5週 交流回路基礎 ベクトルの複素数表示
6週 交流回路基礎 交流基本回路の計算
7週 交流回路基礎 交流回路の計算
8週 交流回路基礎 交流回路の計算
4thQ
9週 交流回路定理 重ね合わせの理
10週 交流回路定理 テブナンの定理
11週 交流回路応用 共振回路
12週 交流回路応用 等価回路
13週 過度現象解析 過度現象の基礎
14週 過度現象解析 積分と微分
15週 過度現象解析 過度現象解析とラプラス変換
16週 期末試験

評価割合

定期試験小テストレポートその他(演習課題・発表・実技・成果物等)合計
総合評価割合406000100
基礎的理解20300050
応用力(実践・専門・融合)20300050
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL)00000
主体的・継続的学修意欲00000