到達目標
(1)メディアの概念を地域社会にまで拡張し、メディアコンテンツの価値および役割についてより幅広い視野にもとづいて考えられるようになる。
(2)メディアコンテンツの社会的応用の可能性について、視野を広げる。
(3)これまでに習得した作品制作に関する知識および技術を応用して、作品を企画できるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な
到達レベル(可) |
メディアコンテンツの価値および役割についてより幅広い視野にもとづいて考えられるようになる。(A3) | 外的な評価基準に照らして価値を相対的に捉えると同時に、自分自身の価値基準について明確にすることができる。 | 外的な評価基準に照らして価値を相対的に捉えることができる。 | 価値を相対的に捉えることの必要性について理解できる。 |
メディアコンテンツ
応用の可能性に
ついて、視野を広
げる。 | メディアコンテンツの社会的応用について、独自の価値観にもとづいた試案を考えることができる。 | メディアコンテンツの社会的応用について既存の事例をアレンジして独自の試案を考えることができる。 | メディアコンテンツの社会的応用について既存の事例の方法や価値を理解することができる。 |
授業に主体的に参加できるようになる。 | 与えられた視点と方法を踏まえ、それとは異なる視点や方法で考察することができる。 | 与えられた視点と方法を独自の方法で発展させることができる。 | 与えられた視点や方法について理解することができる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【授業概要】メディアコンテンツが、特定の媒体に特化したデータではなく、社会の中で果たし得る機能を持った意味の世界であることを学びます。視野を広げ、複数の新しい観点から物事を見ることができるようになることを目指します。
授業の進め方・方法:
【授業方針】前半はメディアコンテンツの社会的応用、特に地域とメディアコンテンツとの関連についての事例について「風景デザイン」という視点を導入しつつ講義形式で学習する。後半は、受講生が作品の企画とプレゼンテーションを行います。
注意点:
【履修上の注意】この授業では社会的問題を個人的背景と結び付け、自ら感じたり考えたりすることが重要ですので、主体的な取り組みを心掛けて下さい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業概要について理解する。
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2週 |
メディアコンテンツの捉え方(1) |
メディアコンテンツの捉え方についてより多様な方法を学ぶ。
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3週 |
メディアコンテンツの捉え方(2) |
メディアコンテンツの捉え方についてより多様な方法を学ぶ。
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4週 |
メディア表現の実際(1) |
事例として紹介する作品を授業内容と結びつけて考える。
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5週 |
風景デザイン(1) |
環境のイメージの観点からメディアコンテンツについて考える。
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6週 |
風景デザイン(2) |
環境のイメージの観点からメディアコンテンツについて考える。
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7週 |
メディア表現の実際(2) |
事例として紹介する作品を授業内容と結びつけて考える。
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8週 |
作品企画ガイダンス
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作品の企画の目的および作業の概要について理解する。
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2ndQ |
9週 |
作品の企画(1) |
作品企画と発表の準備を行いながら他の受講生と意見交換する。
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10週 |
校外学習 |
博物館等におけるメディアコンテンツ応用の実際について理解する。
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11週 |
校外学習 |
博物館等におけるメディアコンテンツ応用の実際について理解する。
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12週 |
作品の企画(2) |
作品企画と発表の準備を行う。
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13週 |
作品の企画(3) |
作品企画と発表の準備を行う。
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14週 |
品評会 |
受講生の企画作品についてのプレゼンテーションと相互評価を行う。
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15週 |
品評会 |
受講生の企画作品についてのプレゼンテーションと相互評価を行う。
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16週 |
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評価割合
| レポート | その他(演習課題・発表・実技・成果物) | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 80 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 20 | 30 |
応用力(実践・専門・融合) | 10 | 40 | 50 |
社会性 | 0 | 10 | 10 |
主体的・継続的学修意欲 | 0 | 10 | 10 |