情報セキュリティI

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報セキュリティI
科目番号 5321 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 メディア情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 IPA教材及びパワーポイントなどのプレゼン資料
担当教員 伊波 靖

到達目標

情報セキュリティを構成する概念について理解し、脅威とそれに対する対応法について理解する。ネットワークを経由した攻撃に対する対応としてファイアウォールとIDSについて理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な 到達レベル(可)
情報セキュリティを構成する概念について理解する(A-2)情報セキュリティを構成する概念について理解し、必要な倫理観を理解できる。情報セキュリティを構成する概念について理解し、身の回りのIT技術との関係について理解できる。情報セキュリティを構成する概念について理解できる。
情報セキュリティにおける脅威とそれに対する対策法について理解する(A-2)情報セキュリティにおける脅威について把握し、脅威から守るための対策法を具体的な事例に基づいて理解できる。情報セキュリティにおける脅威とそれに対する対策法について理解できる。情報セキュリティにおける脅威、脆弱性、資産の概念について理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報セキュリティに関する基本的な考え方について学びます。情報セキュリティ対策を構成する「資産」「脅威」「ぜい弱性」について学び、脅威に対する対策法について理解します。また、情報セキュリティを支える暗号技術と認証技術について学びます。ネットワークを経由した攻撃に対する対応としてファイアウォールとIDSについて学びます。
授業の進め方・方法:
授業はパワーポイントのスライドに基づいて進めます。スライドは共有フォルダに置くので、各自ノートパソコン等で閲覧できるようにして授業に臨んでください。
注意点:
授業の資料は共有フォルダに置くので、各自復習等に役立ててください。また、実際の攻撃手法についても学びますので、授業で学んだ攻撃手法等を悪用しないように注意してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスと情報セキュリティの基本的な概念と必要性について学ぶ。 情報セキュリティの概念について説明できる。
2週 情報セキュリティにおける身近な脅威について学ぶ。【V-D-8:3-1】 コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。
3週 情報セキュリティにおけるCIAと攻撃手法について学ぶ。 【V-D-8:3-2】
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について説明できる。
4週 セキュリティ上の脅威について学ぶ。【V-D-8:3-2】 コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について説明できる。
5週 セキュリティ上の脅威について学ぶ。【V-D-8:3-1】 コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。
6週 セキュリティ上の脅威について学ぶ。【V-D-8:3-2】 コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について説明できる。
7週 暗号技術について学ぶ。【V-D-8:3-2】 コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について説明できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 暗号技術について学ぶ。【V-D-8:3-2】 コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について説明できる。
10週 暗号技術について学ぶ。【V-D-8:3-1】 コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。
11週 認証技術について学ぶ。【V-D-8:3-1】 コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。
12週 ファイアウォールの位置づけと機能について学ぶ。【V-D-8:3-1】 コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。
13週 侵入検知システム(IDS)について学ぶ。【V-D-8:3-1】 コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。
14週 セキュリティホールについて学ぶ。【V-D-8:3-2】 コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について説明できる。
15週 Webアプリケーションのセキュリティについて学ぶ。【V-D-8:3-2】 Webアプリケーションの脆弱性と対策法について説明できる。
16週 期末試験

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000