到達目標
1)生化学で学習した事象について科学的に実験・実証することを習得する。
2)生化学実験の基礎的な手技を習得する。
3)得られたデータを理解し、分析する方法を習得する。
4)安全に実験することを習得する。
【Ⅵ-E-1】専門工学実験・実習:化学・生物系分野の知識を講義と連動した実験実習を通して理解するとともに、模範に沿って確実に実験を遂行し、データを整理し考察ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な
到達レベル(可) |
生化学、分子生物学で使用する機器の性能検査の方法を学ぶ。実際には、本実習にて、マイクロピペットの検定作業を行い、そのデータをまとめる。処理した結果をレポートとし、検査したマイクロピペットの使用可否を判定できるようになる。 | | | |
遺伝子の抽出方法について学習し、適当な試薬を用いて遺伝子を抽出できる。 | | | |
アミノ酸・タンパク質の定性反応について実習する。 | | | |
ポリフェノールの定量方法について学び、実習する。 | | | |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生化学で学習した事象について、項目に沿って実験を実施する。実験中には、基礎的な手技の練習やPBLを取り入れたディスカッションを実施する。実験には、実験に関する予備学習も含む。バイオテクノロジー基礎実験及び生物分析化学を履修しておくことが望ましい。
授業の進め方・方法:
評価方法は、指定した回の実験レポートと前期および後期の2回の期末試験を基に、実験内容の理解力について評価する。評価の基準は、レポートではレポートとしての形式がととのっている(10)、まとめ方に工夫があり読みやすく理解しやすい(20)、図・写真・グラフなど実験方法やデータ整理を述べるのに工夫があり、わかりやすい(30)、考察(30)、実験に関連することをよく調べている(10)とする(100%)。評価は、レポート50%(前期2回、後期2回の指定したレポート各々を50%ずつで評価(前期と後期の平均で50%))と期末試験50%(前期期末試験(50%)と後期期末試験(50%)(総合評価は平均し50%))で合計100%の評価とし、平均で60%以上を合格とする。
注意点:
生化学で学習した事象について、項目に沿って実験を実施する。実験中には、基礎的な手技の練習
やPBLを取り入れたディスカッションを実施する。実験には、実験に関する予備学習も含む。
バイオテクノロジー基礎実験及び生物分析化学を履修しておくことが望ましい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生化学実験-1(1) |
生化学実験における注意事項を学ぶ。
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2週 |
生化学実験-1(2) |
実験動物の取扱いにおける注意事項を学ぶ。
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3週 |
生化学実験-1(3) |
微量ピペットの保守点検操作を学ぶ。
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4週 |
生化学実験-1(4) |
微量ピペットの取扱いについて学ぶ。
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5週 |
生化学実験-1(5) |
データのまとめ、解析について学ぶ。
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6週 |
生化学実験-2(1) |
遺伝子について学ぶ。
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7週 |
生化学実験-2(2) |
遺伝子を抽出する操作を学ぶ。
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8週 |
生化学実験-2(3) |
DNAの抽出方法について学ぶ。
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2ndQ |
9週 |
生化学実験-2(4) |
遺伝子を評価する方法を学ぶ。
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10週 |
生化学実験-2(5) |
データをまとめ、解析する。
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11週 |
生化学実験-3(1) |
定性反応を学習する。
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12週 |
生化学実験-3(2) |
アミノ酸・タンパク質の定性反応を学習する。
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13週 |
生化学実験-3(3) |
アミノ酸・タンパク質を定性する。
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14週 |
生化学実験-3(4) |
結果から各定性反応の意義を学習する。
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15週 |
生化学実験-3(5) |
データをまとめ、解析する。
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16週 |
期末試験 |
期末試験
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後期 |
3rdQ |
1週 |
生化学実験-4(1) |
ポリフェノールについて学ぶ。
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2週 |
生化学実験-4(2) |
検量線について学ぶ。
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3週 |
生化学実験-4(3) |
ポリフェノールの定量法について学ぶ。
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4週 |
生化学実験-4(4) |
実際の検量線の作成を学習する。
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5週 |
生化学実験-4(5) |
データをまとめ、解析する。
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6週 |
生化学実験-5(1) |
沖縄の生物資源について学習する。
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7週 |
生化学実験-5(2) |
果汁等に含有されるポリフェノール定量法について学ぶ。
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8週 |
生化学実験-5(3) |
ビタミンCとポリフェノールの関係について学ぶ。
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4thQ |
9週 |
生化学実験-5(4) |
果汁等に含有されるポリフェノールを定量する。
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10週 |
生化学実験-5(5) |
データをまとめ、解析する。
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11週 |
生化学実験-6(1) |
最先端の技術について学ぶ。
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12週 |
生化学実験-6(2) |
最先端の技術で実習する。
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13週 |
生化学実験-6(3) |
実習結果について評価する方法を学ぶ。
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14週 |
生化学実験-6(4) |
実習結果についてまとめる。
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15週 |
生化学実験-6(5) |
一年間の実験のまとめ
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16週 |
期末試験 |
期末試験
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評価割合
| 定期試験 | 小テスト | レポート | その他(演習課題・発表・実技・成果物等) | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的理解 | 20 | 0 | 15 | 0 | 35 |
応用力(実践・専門・融合) | 15 | 0 | 10 | 0 | 25 |
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL) | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 |
主体的・継続的学習意欲 | 15 | 0 | 15 | 0 | 30 |