到達目標
① 科学技術文章の基本的な知識を身につける.
② 社会問題に視野を広げ,文章で表現するトレーニングを行う.
【Ⅲ-A:1-7】現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。(→毎回の漢字小テスト)
【Ⅲ-A:3-1】情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。
【Ⅲ-A:3-4】社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な到達レベルの目安 |
科学技術文章の基本的な知識を身につける.
(機械A-1,C-1,情報A-1,B-3,メディアA-1,B-2,生物B-1,C-2) | 科学者・技術者に求められる倫理を十分に理解し,科学技術文章の基本的な知識を身につけ,活用できている. | 科学者・技術者に求められる倫理を十分に理解し,科学技術文章の基本的な知識を十分に身につけている. | 科学者・技術者に求められる倫理を理解し,科学技術文章の基本的な知識を身につけている. |
社会問題に視野を広げ,文章で表現するトレーニングを行う.
(機械A-1,C-1,情報A-1,B-3,メディアA-1,B-2,生物B-1,C-2) | 現代社会における問題に広く目を向け,自ら課題を発見することができる. かつ,科学技術文章のルールに完全に則った文章で分析・考察する文章を作成することができる | 現代社会における問題に目を向け,自ら課題を発見することができる. かつ,科学技術文章のルールに十分に則った文章で分析・考察する文章を作成することができる | 現代社会における問題に目を向け,課題を発見することができる. かつ,科学技術文章のルールに則った文章で分析・考察する文章を作成することができる
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
科学技術文章の基本的な知識および研究者・技術者に求められる倫理を学ぶ.
後半は, 学んだことをもとに, 理工系の論文作成を実践する.
授業の進め方・方法:
講義形式を基本とする.
毎回授業冒頭に漢字小テストを実施し,語彙力を高める.
併せて時事問題にも目を向ける場を設ける.
注意点:
課題提出の遅延は減点対象とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
科学技術論文の基礎
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論文を書くための基礎の確認
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2週 |
研究者・技術者の倫理① |
研究者・技術者に必要な倫理
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3週 |
研究者・技術者の倫理②
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同上
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4週 |
知的財産権 |
知的財産権の問題
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5週 |
文献(先行研究)調査 |
文献(先行研究)調査の必要性と記載方法 テーマ設定と文献調査実践
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6週 |
研究論文の組み立て |
学術的な研究論文の構成方法
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7週 |
小論文作成① |
小論文の構成メモ作成・文献調査
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8週 |
小論文作成②
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参考文献つき小論文作成
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4thQ |
9週 |
投稿・出版
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学術論文の投稿・出版の基礎
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10週 |
学会発表 |
学会発表の基礎
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11週 |
小論文作成③ |
最終課題(手書き作成の小論文)のテーマ設定
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12週 |
小論文作成④ |
最終課題の構成・下書き作成
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13週 |
プレゼンテーション |
プレゼンテーションスキルについて
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14週 |
小論文作成⑤
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添削を受けての修正
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15週 |
小論文作成⑥
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最終確認
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16週 |
(課題提出) |
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評価割合
| レポート | 小論文 | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 90 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |