到達目標
生物化学系技術者に必要とされるライフサイエンスの基礎知識を有し、生物工学分野に応用できる。 基本的な生理学、特に動物に関する生理学䛾知識を持つ。生体の恒常性を維持するための仕組みを理解して いる。 全て䛾授業にMCC目標 V-E-6, V-E-7,VIII-A・B・Cがあてはまる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な 到達レベル(可) |
生理学の基礎知 識を身につける。 | 生理学的な仕組 みを認識でき る。特に、動物 生体調節機構と多 細胞細胞システム を理解し、理論的 に考察ができる。 | 動物に備わる生理 学的調節機構を 認識できる。その システムが生体内 でどの様な機能と 機構を持っている か把握できる。 | 動物に備わる生理 学的調節機構を 認識できる。 |
生命・生理を理解 するうえで、動 物のからだにお ける細胞の仕組み を理解する。 | 動物の生体内に おいて、細胞の 種々の調節機能 を理解できる。 細胞が担うそれ ぞれの役割を 理解し、その生理 調節機能の多様 性に関して理論的 | 動物の生体内に おいて細胞の種々 の調節機能を理 解し、細胞が担 うそれぞれの役 割を理解してい る。 | 細胞の種々の調 節機能を理解できる る。 |
各組織器官の機 能を理解する。 | 動物の生体内に おいて種々の調節 機構を理解し、理 論的な考察ができ る。 | 動物の生体内に おいて、種々の調 節機構が機能 していることを理 解できる。 | 動物のからだにお ける生理調節機能 が存在することを 理解する。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
講義の内容を統括的に理解できること。具体的には、それぞれのテーマにおいて、その概要を講義を聞いてな い人が理解できるように正しく説明できれば、十分に達成水準に達しているといえる。
授業の進め方・方法:
中間・期末試験の他、知識の定着のため、小テストも実施する予定である。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス・生理学の基礎 |
授業の進め方や生理学の重要性について理解する。(生命の定義)カルタヘナ法の学習(遺伝子組換え実験用講習)。動物実験教育訓練。
|
2週 |
消化器系の働き① |
消化と吸収の仕組みを学ぶ。
|
3週 |
消化器系の働き② |
エネルギー代謝とATPについて学ぶ。
|
4週 |
腎・泌尿器系の働き① |
腎・泌尿器の役割について学ぶ。
|
5週 |
腎・泌尿器系の働き② |
尿を作る仕組みと排尿のプロセスについて学ぶ。
|
6週 |
筋・骨格系の働き |
筋肉の種類と働き、骨の働きと形成について学ぶ。
|
7週 |
脳・神経系の働き① |
神経系の機能と分類について学ぶ。
|
8週 |
中間試験 |
ここまでの学習での知識の定着を評価する。
|
2ndQ |
9週 |
脳・神経系の働き② |
中枢神経の構成について学ぶ。
|
10週 |
内分泌系の働き① |
ホルモンの作用の仕組みについて学ぶ。
|
11週 |
内分泌系の働き② |
ホルモンの分類と具体的なホルモン個々の作用について学ぶ。
|
12週 |
生殖器系の働き |
生殖器の形成や働きについて学ぶ。
|
13週 |
感覚系の働き |
感覚の働きと種類について学ぶ。
|
14週 |
PBL発表の準備 |
グループディスカッションにより興味のある生理現象について調べる。
|
15週 |
PBL発表 |
グループ発表を行う。
|
16週 |
期末試験 |
|
評価割合
| 試験 | 小テスト | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
応用力(実践・専門・融合) | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |