日本文化論

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本文化論
科目番号 6003 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械システム工学コース 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教員編成資料 
担当教員 澤井 万七美,片山 鮎子

到達目標

世界から注目される日本および沖縄の文化の現状と課題を考察する。
①文化と社会の関係をより深く知る。
②文化をベースにした多様な情報発信の可能性を考える。
③体験学習とディスカッションを通して、より多角的な思考を深める。

【Ⅲ-A:1-1】論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
【Ⅲ-A:3-1】情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。
【Ⅲ-A:3-2】他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。
【Ⅲ-A:3-3】相手の意見を尊重して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な到達レベルの目安 (可)
文字と社会の関係を通時的に把握する視点をもつことができる。各時代の文字情報の多様性と性質を理解し、時代背景とともに変遷する文化と関連づけて通時的に把握することができる。各時代の文字情報の多様性と性質を知り、文化の変遷と関連づけて通時的に把握することができる。各時代の文字情報の多様性を歴史の流れと関連づけて理解することができる。
文化と社会との関係を多角的に捉える視点を持つことができる。「文化」の定義ならびに古今東西の社会との関係について理解し、独自の視点で課題を発見することができる。「文化」の定義ならびに古今東西の社会との関係について理解し、課題を発見することができる。「文化」の定義ならびに古今東西の社会との関係について理解することができる。
文化を活用したプロジェクト立案に関する発表、および文学資料に関するレポート作成を通じて、発見した課題とその解決方法を他者に伝えることができる。文化を活用したオリジナルのプロジェクトに関する発表および文学資料に関するレポートそれぞれの形式で、他者に効果的に伝達し、質疑応答にも適切に対応した上で、自己改善をすることができる。文化を活用したオリジナルのプロジェクトに関する発表および文学資料に関するレポートそれぞれの形式で、効果的に他者に伝達し、質疑応答にも対応することができる。文化を活用したオリジナルのプロジェクトに関する発表および文学資料に関するレポートそれぞれの形式で、他者に伝達することができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本文化を言語学・文学・歴史学・芸術学・経済学・政策学など多角的な観点から学ぶ。
現代日本、とりわけ地域における文化面の課題を自ら発見し、解決への提言を行う。
授業の進め方・方法:
<前半期間(澤井相当)>
日本と海外の文化の現場に関する内容を中心とする。最終回において、オリジナル文化プロジェクトの発表を行う。
校外学習を2回組み込む予定(ただし、社会状況によっては中止となることもありえる)。
<後半期間(片山相当)>
日本文化の粋としての言語・文学を学ぶ。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・日本文化概論(1) ガイダンス・日本文化の特質①
2週 日本文化概論(2) 日本文化の特質②
3週 文化と経済(1) 経済活動における文化
4週 文化と経済(2) 社会的危機状況下の文化の現状
5週 文化と社会(1) 社会生活における文化
6週 文化と社会(2) 文化施設の役割(校外学習①)
7週 文化と社会(3) 地域に根差した文化(校外学習②)

8週 ガイダンス
国文学概論(1)
ガイダンス/文学と言葉(上代)
2ndQ
9週 国文学概論(2) 文学と言葉(中古)
10週 事例紹介(1) 使われる「文学」
11週 国文学概論(3) 文学と言葉(中世)
12週 国文学概論(4) 文学と言葉(近世)
13週 国文学概論(5) 文学と言葉(近現代)
14週 事例紹介(2) 使われる「言葉」
15週 発表 発表/質疑応答/相互評価
16週

評価割合

最終レポートショートレポートコメントシートプレゼンテーションポートフォリオその他合計
総合評価割合5020201000100
基礎的能力35202000075
専門的能力0000000
分野横断的能力1500100025