専攻科実験

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 専攻科実験
科目番号 6103 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 機械システム工学コース 対象学年 専2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 自作資料(各教員が各テーマごとに配布)
担当教員 武村 史朗,鳥羽 弘康,政木 清孝,森澤 征一郞

到達目標

異なるテーマの実験を個人,あるいはグループにより与え,より広い分野での知識の定着と実験結果のまとめ・考察をさせることにより,協調性やプレゼンテーション能力,また成果を発信するスキル向上を図る.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)
専門科目の講義で修得した知識を実験で確認し,知識を定着する(B-1,C-3)専門科目の講義で修得した知識を実験で確認し,応用力が定着している.専門科目の講義で修得した知識を実験で確認し,理解が定着している.専門科目の講義で修得した知識を実験で確認し,基礎的理解が定着している.
機械工学における計測技術を修得する(B-1,C-3)機械工学における計測技術を修得し,応用ができる.機械工学における計測技術を修得し,実施できる.機械工学における計測技術を修得し,基礎の実施ができる.
データ管理方法・考察の進め方,報告書のまとめ方を修得する(B-1,C-3,C-4)データ管理方法・考察の進め方,報告書のまとめ方を修得し,応用ができる.データ管理方法・考察の進め方,報告書のまとめ方を修得している.データ管理方法・考察の進め方,報告書のまとめ方の基礎を修得している.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
専攻科実験においては,機械工学の各分野(熱流体工学,機械材料,材料力学,電気電子工学,振動工学,計測工学,制御工学,生産工学)に関する各種実験を行う.各分野の中から4テーマを実施する.
【クラス分け方式】
授業の進め方・方法:
初めに授業概要を説明し,実験方法の討議・実験準備・実験実施・結果まとめ・考察を行い,実験報告書を作成する.実験よっては重量物や工作機械を扱うものもあるため,指導教員の指示に従い,作業着,作業帽,作業靴を着用すること.各テーマの最初に作業にあたっての注意事項の説明を行う.
注意点:
実験報告書の内容が不十分な場合は書き直し,または再実験を行う.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・制御工学実験(武村) 専攻科実験のガイダンス,実験内容説明,実験案作成
2週 制御工学実験 プログラム作成
3週 制御工学実験 プログラム作成
4週 制御工学実験 動作確認
5週 制御工学実験 動作確認
6週 制御工学実験 報告書作成
7週 制御工学実験 報告書作成と報告
8週 非破壊検査と欠陥評価(政木) 金属材料に内在する欠陥の非破壊測定とその評価実験内容説明と試験片素材作製(鋳造)
2ndQ
9週 非破壊検査と欠陥評価 試験片加工
10週 非破壊検査と欠陥評価 X線CTによる欠陥調査
11週 非破壊検査と欠陥評価 引張試験と破面観察
12週 非破壊検査と欠陥評価 報告書作成
13週 非破壊検査と欠陥評価 報告書作成
14週 非破壊検査と欠陥評価 報告書作成と提出
15週 前期 報告書修正 指摘事項の修正
16週
後期
3rdQ
1週 生産システム工学実験(鳥羽) ディスクリート型生産システムの能力設計・評価実験内容説明と実験
2週 生産システム工学実験 シミュレーションソフトによる設計内容の妥当性検証
3週 生産システム工学実験 シミュレーションソフトによる設計内容の妥当性検証
4週 生産システム工学実験 データ整理と報告書作成
5週 生産システム工学実験 データ整理と報告書作成
6週 生産システム工学実験 データ整理と報告書作成
7週 生産システム工学実験 報告書作成と提出
8週 流体工学実験(森澤) 実験内容説明,実験案作成
4thQ
9週 流体工学実験 データ取得・解析
10週 流体工学実験 データ取得・解析
11週 流体工学実験 データ整理と報告書作成
12週 流体工学実験 データ整理と報告書作成
13週 流体工学実験 データ整理と報告書作成
14週 流体工学実験 報告書作成と提出
15週 後期 報告書修正 指摘事項の修正
16週

評価割合

レポート・発表合計
総合評価割合100100
基礎的能力2020
専門的能力3030
社会性2020
主体性3030