光電子デバイス

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 光電子デバイス
科目番号 6212 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子通信システム工学コース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業項目によって,プリント,パワーポイントを使用
担当教員 高良 秀彦

到達目標

光通信や光情報処理に用いられる半導体レーザダイオード,PINフォトダイオード,光増幅器,光変調器などの様々な光デバイスの動作原理,構造および特性の基礎について理解する。光デバイスを用いた光送信技術、光中継技術、光受信技術,およびこれらを統合した光通信システムの基礎について理解する。
【V-C-4】電子工学:電子工学系領域では、電子物性の基礎を学び、半導体や半導体デバイスの基本的事項を習得することを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
主に光通信に使用する光デバイス,光増幅器・変調器の動作原理・構造・機能・応用について基礎的な知識を理解する。主に光通信に使用する半導体光デバイス,光増幅器・変調器の動作原理・構造・機能・応用,製造技術について応用問題を解くことができる。主に光通信に使用する半導体光デバイス,光増幅器・変調器の動作原理・構造・機能・応用,製造技術について基本問題を解くことができる。主に光通信に使用する半導体光デバイス,光増幅器・変調器の動作原理・構造・機能・応用,製造技術について用語が理解できる。
光デバイスを用いた光送信技術、光中継技術、光受信技術,およびこれらを統合した光通信システムの基礎的な知識を理解する。光デバイスを用いた光送信技術、光中継技術、光受信技術,およびこれらを統合した光通信システムの応用問題を解くことができる。 光デバイスを用いた光送信技術、光中継技術、光受信技術,およびこれらを統合した光通信システムの基本問題を解くことができる。 光デバイスを用いた光送信技術、光中継技術、光受信技術,およびこれらを統合した光通信システムの用語が理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.授業は講義を主体としながら,デバイス観察,変調波形観測などを適宜実施して理解を深める。
2.演習問題,英文解読などの課題をこなして応用力を身につける。
授業の進め方・方法:
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 光通信・光デバイス 光通信および光デバイスの基礎 
2週 光デバイス1 発光素子の原理・構造・応用
3週 光デバイス2 光変調器の原理・構造・応用
4週 光デバイス3 受光素子の原理・構造・応用
5週 光デバイス4 光増幅器の原理・構造・応用
6週 光デバイス5 3R回路の原理・構造・応用
7週 光デバイス6 光伝送路の原理・構造・応用
8週 中間試験 週1~7の授業で学んだ内容について試験を行う
2ndQ
9週 光通信システム1 光送信・光受信技術
10週 光通信システム2 光変復調技術
11週 光通信システム3 光中継技術
12週 光通信システム4 光伝送技術
13週 光通信システム5 多重技術(時間分割多重)
14週 光通信システム6 多重技術(波長分割多重)
15週 光通信システム7 多重技術(空間分割多重)
16週 期末試験 週9~15の授業で学んだ内容について試験を行う

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力4000004080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000