特別研究IA

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 特別研究IA
科目番号 6301_a 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 情報工学コース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 3
教科書/教材
担当教員 玉城 龍洋,バイティガ ザカリ,佐藤 尚,鈴木 大作,金城 篤史

到達目標

①研究テーマにおいて解決すべき課題を認識し、目的・目標を設定できること。
②課題解決のための研究計画を立案し、それに基づき研究を自主的に遂行できること。
③これまで学んだ知識を総合し、問題解決ができること。
④技術者・研究者としての社会的責任を自覚し、倫理観をもって研究に取り組めること。
⑤研究に関係する他者と協調して研究遂行するためのコミュニケーションができること。
⑥研究内容を論文として論理的で簡潔な科学技術文章としてまとめるとともに、他者に明確に説明できるプレゼンテーション能力を身につけること。
【IV-A-3】考察・レポート作成:実験ノートの記述、及び実験レポートの作成の方法を理解し、実践できる。実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。
【IV-B-1】技術者倫理の基本と実践:技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
【VII-B】情報収集・分析、問題発見:与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。
【VIII-A】コミュニケーションスキル:日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。効果的な説明方法や手段を用いて、関係者を納得させることができる。
【VIII-D】課題発見:目標・成果に関して、現状と目標との乖離から解決すべき課題を見つけ、必要な情報を収集・分析・整理し、課題を発見することができる。
【VIII-E】論理的思考力:事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。専門分野における情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。研究テーマに関連した観察、課題の設定から実施可能な方法を考察し、具体的な行動に結びつけることができる。
【複数教員担当方式】

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベル最低限必要な到達レベル
研究テーマにおいて解決すべき課題を認識し、目的・目標を設定できること。研究背景に基づいて、課題を理解し、目的・目標を設定している。研究背景に基づいて目標設定ができている。 各発表やレポートにおいて、目標を述べている。
課題解決のための研究計画を立案し、それに基づき研究を自主的に遂行できること。自らの研究の位置づけを理解し、課題を取捨選択し、優先順位を付けて研究計画を立て、それに基づいて研究を遂行できる。 研究課題に対して、自らの適性を考えて、研究計画を立て、それに基づいて研究を遂行できる。 進捗状況を報告することができる。
これまで学んだ知識を総合し、問題解決ができること。実験・実習結果から問題点を見出し、問題解決ができる。 実験・実習結果から問題点を見出し、問題解決に繋げることができる。 図表を駆使して、自らの成果を説明できる。
技術者・研究者としての社会的責任を自覚し、倫理観をもって研究に取り組めること。社会的に影響のある研究内容については、指導教員などに相談することができる。 他者の成果や文献を引用し、それを適切に示すことができる。 "他者の成果や文献を引用することができる。 社会的に影響のある内容の分別をつけることができる。"
研究に関係する他者と協調して研究遂行するためのコミュニケーションができること。 (C-1)研究に対する質問やコメントなどを真摯に受け止め、議論することができる。 研究に対する質問やコメントなどに回答することができる。 研究室のゼミや研究打合せなどを行うことができる。
研究内容を論文として論理的で簡潔な科学技術文章としてまとめるとともに、他者に明確に説明できるプレゼンテーション能力を身につけること。研究内容を論理的に最終論文としてまとめることができるまた、その内容を簡潔にまとめてプレゼンテーションすることができる。 研究成果を論文としてまとめることができる。 中間発表や最終発表だけでなく、学会などで発表することができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
特別研究では、設定したテーマに関して、これまで講義や実験などで学んできた学修科目との関連性を考えながら、問題点や課題点を抽出し、課題の設定、実験計画の策定、実験実施、結果分析の一連のプロセスを自主的、計画的に遂行できる能力を育成する。
課題テーマに関する報告書・論文の作成と発表を通じて論理的で簡潔な科学技術文書の作成技術、明瞭で的確な表現によるプレゼンテーションの能力を身につける。
(学位専攻の区分)情報工学
【複数教員担当方式】
授業の進め方・方法:
教員が配布する資料、各研究関連論文、資料、マニュアルなど。
評価割合は、研究発表および質疑応答(40%)、研究報告書(40%)、研究・履修計画書(10%)、研究進捗状況(10%)である。
注意点:
特別研究テーマ、および担当教員:
・社会システムの数理モデル化と教育手法の研究(玉城 龍洋 教授)
・自律的に発展・進化する複雑系に関する構成論的研究(佐藤 尚 准教授)
・システム制御および画像処理を用いて移動ロボット又は飛行ロボット制御に関する研究(バイティガ ザカリ准教授)
・ワイヤレス通信技術や情報システム、並びに組込みシステムに関する研究(鈴木 大作 准教授、金城 篤史 助教)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 研究テーマの背景の確認
研究テーマの社会的、技術的背景について確認する。
【VIII-D】目標・成果に関して、現状と目標との乖離から解決すべき課題を見つけ、必要な情報を収集・分析・整理し、課題を発見することができる。
2週 研究テーマの背景の確認
研究テーマの社会的、技術的背景について確認する。
【VIII-D】目標・成果に関して、現状と目標との乖離から解決すべき課題を見つけ、必要な情報を収集・分析・整理し、課題を発見することができる。
3週 研究テーマの問題設定と研究方法の確認 社会的、技術的背景に基づいた問題設定(研究テーマの目的など)とそれに対する研究方法を確認する。
【VII-B:1-3】与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。
4週 研究計画の立案
講義期間中に目標を達成するための研究計画を立てる。
【VII-B:1-3】与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。
5週 研究(調査・実験・考察)の継続
調査や実験・考察することを繰り返し、課題解決に向けた取り組みを行う。
【VIII-E】事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。専門分野における情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。研究テーマに関連した観察、課題の設定から実施可能な方法を考察し、具体的な行動に結びつけることができる。
【IV-B-1:1-3】技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
【VIII-A】日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。効果的な説明方法や手段を用いて、関係者を納得させることができる。
6週 研究(調査・実験・考察)の継続
調査や実験・考察することを繰り返し、課題解決に向けた取り組みを行う。
【VIII-E】事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。専門分野における情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。研究テーマに関連した観察、課題の設定から実施可能な方法を考察し、具体的な行動に結びつけることができる。
【IV-B-1:1-3】技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
【VIII-A】日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。効果的な説明方法や手段を用いて、関係者を納得させることができる。
7週 研究(調査・実験・考察)の継続
調査や実験・考察することを繰り返し、課題解決に向けた取り組みを行う。
【VIII-E】事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。専門分野における情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。研究テーマに関連した観察、課題の設定から実施可能な方法を考察し、具体的な行動に結びつけることができる。
【IV-B-1:1-3】技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
【VIII-A】日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。効果的な説明方法や手段を用いて、関係者を納得させることができる。
8週 研究(調査・実験・考察)の継続
調査や実験・考察することを繰り返し、課題解決に向けた取り組みを行う。
【VIII-E】事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。専門分野における情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。研究テーマに関連した観察、課題の設定から実施可能な方法を考察し、具体的な行動に結びつけることができる。
【IV-B-1:1-3】技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
【VIII-A】日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。効果的な説明方法や手段を用いて、関係者を納得させることができる。
2ndQ
9週 研究(調査・実験・考察)の継続
調査や実験・考察することを繰り返し、課題解決に向けた取り組みを行う。
【VIII-E】事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。専門分野における情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。研究テーマに関連した観察、課題の設定から実施可能な方法を考察し、具体的な行動に結びつけることができる。
【IV-B-1:1-3】技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
【VIII-A】日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。効果的な説明方法や手段を用いて、関係者を納得させることができる。
10週 研究(調査・実験・考察)の継続
調査や実験・考察することを繰り返し、課題解決に向けた取り組みを行う。
【VIII-E】事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。専門分野における情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。研究テーマに関連した観察、課題の設定から実施可能な方法を考察し、具体的な行動に結びつけることができる。
【IV-B-1:1-3】技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
【VIII-A】日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。効果的な説明方法や手段を用いて、関係者を納得させることができる。
11週 研究(調査・実験・考察)の継続
調査や実験・考察することを繰り返し、課題解決に向けた取り組みを行う。
【VIII-E】事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。専門分野における情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。論理的に自分の意見や手順を構築・展開できる。研究テーマに関連した観察、課題の設定から実施可能な方法を考察し、具体的な行動に結びつけることができる。
【IV-B-1:1-3】技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
【VIII-A】日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。効果的な説明方法や手段を用いて、関係者を納得させることができる。
12週 研究論文の作成
研究論文を作成する。
【IV-A-3:1-2】実験ノートの記述、及び実験レポートの作成の方法を理解し、実践できる。
13週 研究論文の作成
研究論文を作成する。
【IV-A-3:1-2】実験ノートの記述、及び実験レポートの作成の方法を理解し、実践できる。
14週 研究の口頭発表
研究の内容をスライド等を用いて口頭発表し、教職員・学生との質疑応答を行う。
【IV-A-3:1-1】実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。
15週 研究の口頭発表
研究の内容をスライド等を用いて口頭発表し、教職員・学生との質疑応答を行う。
【IV-A-3:1-1】実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。
16週

評価割合

研究発表研究報告書研究・履修計画書研究進捗状況報告合計
総合評価割合40401010100
総合評価40401010100