到達目標
メディアコンテンツの表現内容と技法は、それを取り巻く政治的・社会的状況、また受け入れる側のライフスタイルや価値観によって大きく影響を受ける。本講義では地域社会におけるメディアコンテンツの果たす役割について事例を通じて学ぶと同時に、参加者自身が関連するテーマ―を選択して発表と討論を行うゼミナール形式で理解を深める。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な到達レベル (可) |
メディアコンテンツの価値についてエコロジカルな観点から考えることができる。(A-3) | メディアコンテンツの価値についてエコロジカルな観点から理解し、さらに独自の世界観の中に議論の対象を位置づけて論じることができる。 | メディアコンテンツの価値についてエコロジカルな観点から理解し、論じることができる。 | メディアコンテンツの価値についてエコロジカルな観点から理解することができる。 |
議論において多様な意見を受容することができる。(A-3) | 議論の焦点を踏まえながら、他者の自由な発言を促すことができる。 | 他者の発言を促しつつ、自分も発言することができる。 | 自分の意見を述べ、それに応じた発言を促すことができる。 |
議論に主体的に参加することができる。 | 発表準備において適切なメディアや表現方法を用いる等独自の工夫をすることができる。 | 話題提供の準備を行い、議論おいて自分の意見を述べることができる。 | 話題提供の準備を行い、発表することができる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【授業概要】メディアコンテンツが、特定の媒体に特化したデータではなく、社会の中で主体と環境の関係性によって生じる意味や価値の世界であることを身を持って体験しようとする。
授業の進め方・方法:
【授業方針】そのため、この授業では担当教員による学説や事例の紹介とともに、受講生自身が主体的に自分の考えや感性を形成していけるように、ゼミナール、ワークショップなど参加型の授業形式を導入する。ゼミ形式の討論では、担当学生によるプレゼンテーションをもとに、出席者全員が討論を行う形式を採る。
注意点:
【履修上の注意】この授業では問題を個人的な問題と結び付け、自ら感じたり考えたりすることが重要であるので、主体的な取り組みを心掛けて欲しい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の目的・目標・学習方法について学ぶ。
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2週 |
コンテンツ制作と技術 |
コンテンツ制作技術の発達について講義形式で学ぶ。
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3週 |
コンテンツ制作と社会 |
プロパガンダ、研究方法など多様なコンテンツ応用事例について学ぶ
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4週 |
コンテンツ制作と環境 |
メディア表現と環境問題の関係について、サウンドスケープ思想や環境映像作品などを通じて学ぶ。
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5週 |
事例研究 |
作品を事例にしてコンテンツの社会的応用について考える。校外学習を行う場合もある。
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6週 |
ゼミ形式討論(1) |
受講生がテーマを選択して話題提供し、参加者全員で討論を行う。
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7週 |
ゼミ形式討論(2) |
受講生がテーマを選択して話題提供し、参加者全員で討論を行う。
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8週 |
ゼミ形式討論(3) |
受講生がテーマを選択して話題提供し、参加者全員で討論を行う。
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4thQ |
9週 |
ゼミ形式討論(4) |
受講生がテーマを選択して話題提供し、参加者全員で討論を行う。
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10週 |
事例研究(2) |
作品を事例にしてコンテンツの社会的応用について考える。校外学習を行う場合もある。
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11週 |
ゼミ形式討論(5) |
受講生がテーマを選択して話題提供し、参加者全員で討論を行う。
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12週 |
ゼミ形式討論(6) |
受講生がテーマを選択して話題提供し、参加者全員で討論を行う。
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13週 |
ゼミ形式討論(7) |
受講生がテーマを選択して話題提供し、参加者全員で討論を行う。
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14週 |
ゼミ形式討論(8) |
受講生がテーマを選択して話題提供し、参加者全員で討論を行う。
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15週 |
総括 |
授業全体のまとめを行う。
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16週 |
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評価割合
| レポート | その他(演習課題・発表・実技・成果物等) | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 70 | 100 |
基礎的理解 | 30 | 0 | 30 |
応用力(実践・専門・融合) | 0 | 20 | 20 |
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL) | 0 | 40 | 40 |
主体的・継続的学修意欲 | 0 | 10 | 10 |