応用統計学

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用統計学
科目番号 6306 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学コース 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 太田 佐栄子

到達目標

・多変量解析の代表的な5つの手法の考え方と基本知識を習得する
・R言語で代表的な5つ処理ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要なレベルの目安
多変量解析の代表的な5つの手法の考え方と基本知識を習得する 5つの代表的な手法について発展的な内容を理解している5つの代表的な手法について導出も含めて理解している5つの代表的な手法について概要を理解している
・R言語で代表的な5つ処理ができる データの特性や目的にあった手法で、さらに発展的な内容を含めた分析処理ができるデータの特性や目的にあった手法で分析処理ができる与えられた課題・データの分析処理ができる

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
複数の項目について同時に調査が行われた資料の分析に有効な多変量解析について学ぶ。代表的な5つの手法(重回帰分析、主成分分析、因子分析、正準相関分析、判別分析)について考え方と基本知識を学び、多変量データに手法を適用する。 
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行う。単元の終わりにデータを分析するレポートを課す。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 多変量解析とは 多変量データの特徴について学ぶ
2週 多変量解析の準備 共分散、相関係数、データの標準化の確認
3週 重回帰分析(1) 回帰方程式について学ぶ
4週 重回帰分析(2) 重回帰分析の評価について学ぶ
5週 主成分分析(1) 主成分の意味と計算方法を学ぶ
6週 主成分分析(2) 寄与率について学ぶ
7週 演習 重回帰分析と主成分分析の演習
8週 前半のまとめ 代表的な分析手法について知識を確認する
2ndQ
9週 因子分析(1) 因子モデルについて学ぶ
10週 因子分析(2) 回転の不定性について学ぶ
11週 正準相関分析(1) 正準相関係数について学ぶ
12週 正準相関分析(2) 寄与率と冗長性係数について学ぶ
13週 判別分析(1) 線形判別関数について学ぶ
14週 判別分析(2) 誤判別確率について学ぶ
15週 まとめ 代表的な分析手法について知識を確認する
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力000005050
専門的能力000005050
分野横断的能力0000000