到達目標
世界から注目される日本および沖縄の文化の現状と課題を考察する。
①文化と社会の関係をより深く知る。
②文化をベースにした多様な情報発信の可能性を考える。
③体験学習とディスカッションを通して、より多角的な思考を深める。
【Ⅲ-A:1-1】論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
【Ⅲ-A:3-1】情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。
【Ⅲ-A:3-2】他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。
【Ⅲ-A:3-3】相手の意見を尊重して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な到達レベルの目安
(可) |
文字と社会の関係を通時的に把握する視点をもつことができる。 | 各時代の文字情報の多様性と性質を理解し、時代背景とともに変遷する文化と関連づけて通時的に把握することができる。 | 各時代の文字情報の多様性と性質を知り、文化の変遷と関連づけて通時的に把握することができる。 | 各時代の文字情報の多様性を歴史の流れと関連づけて理解することができる。 |
文化と社会との関係を多角的に捉える視点を持つことができる。 | 「文化」の定義ならびに古今東西の社会との関係について理解し、独自の視点で課題を発見することができる。 | 「文化」の定義ならびに古今東西の社会との関係について理解し、課題を発見することができる。 | 「文化」の定義ならびに古今東西の社会との関係について理解することができる。 |
文化を活用したプロジェクト立案に関する発表、および文学資料に関するレポート作成を通じて、発見した課題とその解決方法を他者に伝えることができる。 | 文化を活用したオリジナルのプロジェクトに関する発表および文学資料に関するレポートそれぞれの形式で、他者に効果的に伝達し、質疑応答にも適切に対応した上で、自己改善をすることができる。 | 文化を活用したオリジナルのプロジェクトに関する発表および文学資料に関するレポートそれぞれの形式で、効果的に他者に伝達し、質疑応答にも対応することができる。 | 文化を活用したオリジナルのプロジェクトに関する発表および文学資料に関するレポートそれぞれの形式で、他者に伝達することができる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本文化を言語学・文学・歴史学・芸術学・経済学・政策学など多角的な観点から学ぶ。
現代日本、とりわけ地域における文化面の課題を自ら発見し、解決への提言を行う。
授業の進め方・方法:
<前半期間(澤井相当)>
日本と海外の文化の現場に関する内容を中心とする。最終回において、オリジナル文化プロジェクトの発表を行う。
校外学習を2回組み込む予定(ただし、社会状況によっては中止となることもありえる)。
<後半期間(片山相当)>
日本文化の粋としての言語・文学を学ぶ。
語彙学習ツール「Vocabulary Battlers」を活用し国語力の向上を図る。
注意点:
本授業は2名の教員が前半と後半に分けて受け持つ。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・日本文化概論(1) |
ガイダンス 日本文化の特質を考える①
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2週 |
日本文化概論(2) |
日本文化の特質を考える②
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3週 |
文化と経済(1) |
経済活動における文化の力を考える ①
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4週 |
文化と経済(2) |
経済活動における文化の力を考える②
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5週 |
文化と社会(1) |
食の創造活動を学ぶ (校外学習:名護アグリパーク)
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6週 |
文化と社会(2) |
文化施設の役割を学ぶ (校外学習:宜野座村文化センター)
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7週 |
文化と社会(3) |
社会における文化とは
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8週 |
ガイダンス 国文学概論(1) |
ガイダンス/文学と言葉(上代) 語彙学習ツールの活用
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2ndQ |
9週 |
国文学概論(2) |
文学と言葉(中古) 語彙学習ツールの活用
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10週 |
事例紹介(1) |
使われる「文学」 語彙学習ツールの活用
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11週 |
国文学概論(3) |
文学と言葉(中世) 語彙学習ツールの活用
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12週 |
国文学概論(4) |
文学と言葉(近世) 語彙学習ツールの活用
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13週 |
国文学概論(5) |
文学と言葉(近現代) 語彙学習ツールの活用
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14週 |
事例紹介(2) |
使われる「言葉」 語彙学習ツールの活用
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15週 |
発表 |
発表/質疑応答/相互評価
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16週 |
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評価割合
| 最終レポート | ショートレポート | コメントシート | プレゼンテーション | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 20 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 75 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 15 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 25 |