無機化学

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 無機化学
科目番号 6408 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生物資源工学コース 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 無機化学-その現代的アプローチ-第2版(東京化学同人)
担当教員 濱田 泰輔

到達目標

生物無機化学,固体化学の基礎となる無機化学を理解する。【V-E-2】

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な到達レベルの目安(可)
無機化学の基礎を習得する。原子の構造や周期律,結合状態について理解し説明できる。原子の構造や周期律,結合状態について理解できる。原子の構造や周期律について理解できる。
錯体化学の基礎を習得する。錯体の構造,性質,形成される理論を理解し説明できる。錯体の構造,性質,形成される理論を理解できる。錯体の構造や性質を理解できる。
金属元素と生物の関連を理解する。金属元素と生物との関わり,金属元素の作用を理解し説明でき,社会での利用されている分野を示すことができる。金属元素と生物との関わり,金属元素の作用を理解し説明できる。金属元素と生物との関わり,金属元素の作用を理解ができる。
金属元素と環境の関係を理解する。金属元素と環境との関わり,金属元素の作用を理解し説明でき,社会での利用されている分野を示すことができる。金属元素と環境との関わり,金属元素の作用を理解し説明できる。金属元素と環境との関わり,金属元素の作用を理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生理学,医学,薬学へ応用される生物無機化学。材料科学,電気/電子工学へ応用される固体化学,固体物理化学の基礎となる無機化学を講義する。
遷移金属元素を含んだ無機化合物の機能を解説し,無機物質と生物や環境との接点を理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 原子の構造(1) 原子の構造を理解する。
2週 原子の構造(2) 原子の構造と電子配置を理解する。
3週 化学結合(1) 共有結合と分子軌道を理解する。
4週 化学結合(2) 化学結合と分子の構造を理解する。
5週 元素の性質(1) 元素各論を理解する。
6週 元素の性質(2) 元素各論を理解する。
7週 元素の性質(3) 元素各論を理解する。
8週 錯体の化学(1) 錯体を理解する。
4thQ
9週 錯体の化学(2) 錯体の構造と配位子を理解する。
10週 錯体の化学(3) 錯体の原子価結合理論理論を理解する。
11週 錯体の化学(4) 錯体の結晶場理論、配位子場理論を理解する。
12週 生命と無機化学(1) 生体に関連した金属元素に関してバイオミネラリゼーションや無機生体材料を理解する
13週 生命と無機化学(2) 生体に関連した金属元素に関してバイオミネラリゼーションや無機生体材料を理解する
14週 環境と無機化学(1) 地球環境における無機物質としての光触媒、ゼオライトなどの性質と応用を理解する。
15週 環境と無機化学(2) 地球環境における無機物質としての光触媒、ゼオライトなどの性質と応用を理解する。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000