現代社会

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 2017
授業科目 現代社会
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教育 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 高校現代社会(実教出版)および自主作成資料
担当教員

到達目標

①現代の社会を理解するための基礎的・基本的な知識を身につけることができる。
②現代社会のさまざまな事象を主体的にとらえ、それらの要因、背景、影響を多面的に考察し、理解を深めることができる。
③現代社会のさまざまな課題について主体的にとらえ、人としてのよりよい生き方やあり方を考え、より望ましい行動をとることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 基礎的な知識現代社会を理解するための基本的なことがらについて説明できる。現代社会を理解するための基本的なことがらについての理解を深めることができる。現代社会を理解するための基本的なことがらについての理解が深められない。
評価項目2 多面的な考察と理解現代社会のさまざまな事象について多面的に説明することができる。現代社会のさまざまな事象を多面的に考察し、理解を深めることができる。現代社会の今日的な事象について多面的に考察したり、理解を深めたりすることができない。
評価項目3 主体的な行動現代社会のさまざまな課題について主体的にとらえ、望ましい行動をとることができる。現代社会のさまざまな課題について主体的にとらえ、望ましい行動への意識がもてるようになる。現代社会のさまざまな課題について主体的にとらえることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 現代社会のさまざまな事象を理解するためには、基礎的・基本的なことがらを身に付けることが必要です。講義を通じて、これらの基礎的・基本的なことがらを身につけていきます。また、そのうえで、具体的な現代社会のさまざまな事象について、その原因、背景、影響等をいろいろな角度から考え、考察していきます。そのためには、新聞、テレビなどのニュースを通じて、今おこっている社会のできごとに積極的に目を向けることが必要です。また、講義を通して、現代社会に様々な課題がある状況の中で、人としてどのように考え、どのような行動をとるのかについての手がかりを見つけ、望ましい行動がとれるようになることを目指します。
授業の進め方・方法:
教科書を手がかりにして、現代社会のさまざまなできごとについて把握し、それに関係する基礎的・基本的な内容について理解し、身に付けることを基本とします。また、現在進行している社会現象や社会の変化についても、実際の新聞報道などをもとに学んでいきます。
注意点:
現代の社会では、常にさまざまな事象が発生し、進行していきます。そのような現代社会を理解するためには、基礎的・基本的なことがらを確実に身に付けることが欠かせません。進んでこれらの基礎的・基本的なことがらを理解し、身につけるようにしてください。また、常に新聞やテレビなどの報道などに関心を持ち、常に社会事象について、その原因、背景、影響等をいろいろな角度から考え、考察していくことも大切です。そのうえで、現代社会のさまざまな課題について主体的にとらえ、望ましい行動がとれるようになることが一層大切です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 現代社会と環境問題 ・「現代社会」の学習の目的と意義について理解する。
 地球環境問題のあらましを把握する。
2週 現代社会と環境問題(1) ・「生態系」とは何かを知るとともに、生態系の保全の重要性について理解する。
3週 現代社会と環境問題(2) ・「生態系」にかかわる課題を学習し、生態系の保全の重要性について考察する。
4週 地球環境問題と地球温暖化(1) ・地球温暖化とは何かを知るとともに、その原因について理解する。
5週 地球環境問題と地球温暖化(2) ・地球温暖化の進行がどのような状況を招くのかを知るとともに、地球温暖化と私たちの生活とのかかわりについて理解する。
6週 地球環境問題とオゾン層の破壊 ・オゾン層とその破壊の状況について知るとともに、その原因について理解し、国際的な取り組みについて理解する。
7週 生態系と野生の生物種の保護 ・生態系の保護、野生の生物種にかかわるさまざまな課題と国際的な取り組みについて理解する。
8週 前期中間テスト
2ndQ
9週 テスト返却・復習 砂漠化の進行 ・砂漠化とは何かを知るとともに、砂漠化の状況を把握し、その原因について考察する。
10週 地球環境問題と国際的な取り組み(1) ・地球環境問題に関する国際的な取り組みの目的とその取り組み内容について理解する。
11週 地球環境問題と国際的な取り組み(2) ・地球環境問題に関するさまざま国際的な取り組みについての理解を進める。
12週 地球環境問題と国際的な取り組み(3) ・地球環境問題に関する様々な課題について知るとともに、その解決のみちすじについて考察する。
13週 資源・エネルギー問題(1) ・現代社会とそれを支える資源やエネルギー問題の現状について理解する。
14週 資源・エネルギー問題(2) ・現代社会とそれを支える資源やエネルギー問題の現状についての理解を深める。
15週 前期期末テスト
16週 テスト返却・復習 資源・エネルギー問題(3) ・現代社会とそれを支える資源やエネルギー問題の課題について考察する。
後期
3rdQ
1週 生命科学の進歩や技術の開発(1)
・生命科学の進歩や技術の進展の現状について把握する。
2週 生命科学の進歩や技術の開発(2) ・生命科学の進歩や技術の進展の現状にかかわる課題について理解する。
3週 先端医療の現状と課題(1) ・先端医療の進歩や技術の進展の現状にかかわる課題について理解する。
4週 先端医療の現状と課題(2) ・先端医療の進歩や技術の進展の現状にかかわる課題についての理解を進める。
5週 遺伝子にかかわる技術の進歩(1) ・遺伝子にかかわる技術の進展の現状と課題について理解する。
6週 遺伝子にかかわる技術の進歩(2) ・遺伝子にかかわる技術の進展の現状と課題についての理解を進める。
7週 遺伝子にかかわる技術の進歩(3) ・遺伝子にかかわる技術の進展の現状と課題について多面的に考察する。
8週 後期中間テスト
4thQ
9週 テスト返却・復習  高度情報化社会の進展と現状(1) ・高度情報化社会の現状について理解する。
10週 高度情報化社会の進展と現状(2) ・高度情報化社会の現状についての理解を深める。
11週 高度情報化社会の現状と課題(3) ・高度情報化社会のさまざま課題について把握する。
12週 高度情報化社会の現状と課題(4) ・高度情報化社会の現状とさまざまな課題について考察する。
13週 高度情報化社会の現状と課題(5) ・高度情報化社会の現状とさまざまな課題について多面的に考察する。
14週 高度情報化社会の現状と課題(6) ・高度情報化社会の現状とさまざまな課題について多面的に考察する。
15週 後期期末テスト
16週 テスト返却・復習 現代社会の課題と私たちの生活 ・一年間の学習をふりかえり、現代社会の課題と今後の自分の生き方についての考えを深める。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000