航海システム論

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 航海システム論
科目番号 0025 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 自作テキスト
担当教員

到達目標

1.レーダ等の周囲探知システムの原理及び精度を理解している。
2.レーダ映像から必要な情報を取得できる。
3.レーダおよびARPAによる適切な避航動作が取れる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1レーダ探知の性能について説明できるレーダの探知原理及び精度を説明できるレーダの精度について説明できない
評価項目2レーダ・プロッティングによる情報解析ができるレーダ・プロッティングができるレーダ・プロッティングができない
評価項目3レーダを法規上適切に使用できる避航動作を決定できる避航動作を決定できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・レーダー・ARPA情報を正しく観測し、航海に利用できる。
授業の進め方・方法:
・レーダー、ARPA等においては、実機ないしシミュレータを使用した実習形式で行うので、取り扱いの修得に積極的に取り組むこと。
注意点:
・小テストを頻繁に実施するので、そのための学習を怠らないこと。
・ レポートは、期限に遅れず提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 レーダの原理及び性能 レーダの探知能力を説明できる
2週 レーダの指示方式、映像 レーダーの適切な表示ができ、映像を的確に判断できる
3週 レーダ・プロッティング-1 プロッティングの意義と速力三角形を説明できる
4週 レーダ・プロッティング-2 プロッティング実施上の注意事項を遵守できる
5週 レーダ・プロッティング-3 プロッティングの種類と利用法を説明できる
6週 プロッティングによる情報解析 他船との見合い関係を適切に判断できる
7週 レーダ避航法 針路・速力変動による適切な避航動作が取れる
8週 中間試験
2ndQ
9週 避航計画とプロッティング 航法規定に基づいて適切な避航時期等が決定できる
10週 レーダと海上衝突予防法 航法上求められる義務においてレーダを適切に使用できる
11週 レーダ実習-1 レーダの画面調整を適切に行える
12週 レーダ実習-2 レーダによる各種測定を適切に行える
13週 ARPAの構成と機能 ARPAとレーダーの関係および諸機能が説明できる
14週 ARPAの取扱い及び利用 ARPA情報を有効に利用できる
15週 期末試験
16週 期末試験の解答・解説 期末試験の内容を理解する

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合500020300100
基礎的能力0000000
専門的能力5000030080
分野横断的能力000200020