載貨論

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 載貨論
科目番号 0029 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 航海造船学、野原威男、庄司邦昭 参考書:基本運用術、本田啓之輔 原著・淺木健司 著
担当教員

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1載貨に関する用語を具体例を挙げて説明できる載貨に関する用語を説明できる載貨に関する用語を説明できない
評価項目2船舶のコンディションの応用計算ができる船舶のコンディション基礎計算ができる船舶のコンディション計算ができない
評価項目3ヒール・トリム・復原性の維持方法を具体例を挙げて説明できるヒール・トリム・復原性の維持方法を説明できるヒール・トリム・復原性の維持方法を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
船舶の運航に必要なコンディション計算や、滑車・テークルなど貨物の取り扱いに必要な基礎的知識を身に着ける。
船舶を安全に運航するために必要になるヒール、トリム、復原性の維持方法を身に付ける。
授業の進め方・方法:
・前回の講義を踏まえて授業を進めていくので、前回の講義または既に学んだことを復習しておくこと
・試験は、記述形式で行うので、学習内容を自ら文字にして説明できるように日頃から準備しておくこと
・実験実習の内容を理解しておくと、授業が分かりやすい
注意点:
・レポート課題を課すので、期限に遅れずに提出すること。
・レポート、その他(ノート提出・出席)等がすべてなされていることを条件に評価するので忘れないこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 喫水の読み方と排水量計算1 喫水を読み取り、修正を行うことができる
2週 喫水の読み方と排水量計算2 喫水を読み取り、修正を行うことができる
3週 載貨(ヒール)に関する用語・略号 用語・略号を説明できる
4週 船舶の安定・不安定と復原力 重心の位置関係から説明できる
5週 復原力曲線とGMの算定 復原力曲線を説明でき、GMを算出できる
6週 GMに影響する重心の移動 GMを減少させる原因と自由水を説明できる
7週 排水量表の使い方 排水量表から必要なデータを読み取れる
8週 中間試験
4thQ
9週 船積によるGの変化量 重心の移動量を計算できる
10週 滑車・テークル 滑車の各部名称とテークルを説明できる
11週 載貨(トリム)に関する用語・略号 用語・略号を説明できる
12週 縦メタセンタとトリムモーメント 毎センチトリムモーメントを説明できる
13週 重量物の移動に伴う喫水の変化 重量物の移動に伴う喫水変化を計算できる
14週 貨物積載に伴う喫水の変化1 貨物積載した時の喫水の変化を計算できる
15週 貨物積載に伴う喫水の変化2 貨物積載した時の喫水の変化を計算できる
16週 試験返却 解説を行う

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ出席合計
総合評価割合600052015100
基礎的能力40005151575
専門的能力200005025
分野横断的能力0000000