練習船実習

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 練習船実習
科目番号 0067 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 船舶安全学概論
担当教員

到達目標

1.海難の実態と、海難に対する非常・応急措置及、火災について消火法を学ぶ
2.海難を避けること、海難に遭遇しても損害を最小にする為の知識を身につける
3.危険物管理や安全手引書、船内作業について航海士として必要な知識を身につける

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海難や非常・応急措置について説明し、自らの意見を述べることができる海難や非常・応急措置について説明できる海難や非常、応急措置について説明できない
評価項目2海難遭遇時の対応が説明でき、損害について予測することができる海難遭遇時の対応が説明できる海難遭遇時の対応が説明できない
評価項目3危険物管理や安全手引書について、説明でき、手引書を活用できる危険物管理や安全手引書の内容が説明できる危険物管理や安全手引書の内容が説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海難の実態と非常・応急措置について学ぶ。また海難に遭遇しても最小の損害となる方法について、知識を身につける。また、船社で使用されている安全手引書等を利用して、作業を進めるなど実践も行う予定。
授業の進め方・方法:
授業の内容については、航海士として乗船した際に必要となる知識を身につける。
注意点:
授業の前には、前回の確認試験を行うので、復習をしておくこと。
また、経験談等も話す場合があるので、しっかりとノートに書き込むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 海難(1) 環境保全と油流出事故・海難のとらえ方について説明できる
2週 海難(2) 内航船の海難発生率とその原因について説明できる
3週 海難(3) 海難審判制度、未然事故の研究について説明できる
4週 海難(4) 人的要因による海難実態・新しい海難原因究明と事故防止・安全管理について説明できる
5週 非常・応急措置(1) 一般的注意・衝突・浸水の対処法について説明できる
6週 非常・応急措置(2) 火災の対処法について説明できる
7週 非常・応急措置(3) 乗揚げ・舵故障の対処法について説明できる
8週 中間試験
4thQ
9週 火災と消火(1) 燃焼と消火の理論について説明できる
10週 火災と消火(2) 消火剤と消火器・固定消火装置について説明できる
11週 火災と消火(3) 火災探知装置・消防員装具・検知器具について説明できる
12週 火災と消火(4) 消火作業・応急手当法を説明できる
13週 乗組員の管理及び訓練
捜索および救助
安全管理上の一般的心得と乗組員の訓練について説明できる
人命救助の方法について説明できる
14週 貨物の取り扱い及び積み付け 危険物管理・タンカー手引書、安全管理手引書、船内消毒について説明できる
15週 定期試験
16週 試験の解答解説と授業の総括 受講した内容が理解できている

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合600010300100
基礎的能力0000000
専門的能力600010300100
分野横断的能力0000000