制御工学特論

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 2015
授業科目 電子工学
科目番号 0070 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 わかりやすい電子回路(コロナ社)
担当教員

到達目標

1.半導体素子の作動原理および増幅回路の動作原理を理解し、実用回路の設計ができる。
2.電源回路の構成を理解し、実際に活用する能力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1半導体に関する特性、および、特性計算が記できる。半導体の特性、および、電子回路の基本法則を理解できる。半導体の定義、作動理論を理解できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
船舶における電子機器の理解を深めるために必要な電子工学、および、電子回路の応用について習得する。
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とし、演習問題や課題を出して解答の提出を求める。
注意点:
予習と既習事項の練習定着は基本的に受講者の責任である。
授業には必ず関数電卓を持参。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスによる学修説明 電子工学で学ぶべき内容を理解する
2週 電子回路の基礎 キルヒホッフの法則、インピーダンスの復習
3週 半導体の特性 半導体の特性を理解する
4週 ダイオード回路1 ダイオードの構成、特徴を理解する
5週 ダイオード回路2 ダイオード回路の動作点を求めることができる
6週 トランジスタの基本動作 トランジスタの動作原理を理解する
7週 トランジスタの特性 トランジスタの特性を理解する
8週 前期中間試験 前期中間試験
2ndQ
9週 トランジスタの基本回路とバイアス回路 バイアス回路の必要性と基本回路構成を知る
10週 hパラメータと特性 トランジスタの特性をhパラメータから知ることができる
11週 増幅回路1 増幅回路の動作点を求めることができる
12週 増幅回路2 増幅回路の動作点と周波数特性を理解する
13週 発振回路 発振回路の原理と回路構成を知る
14週 変調回路 変調の種類と変調回路、復調回路を知る
15週 前期期末試験 前期期末試験
16週 試験の解答解説 試験の解答解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力200000020
専門的能力3000004070
分野横断的能力100000010