先端材料特論

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 先端材料特論
科目番号 0092 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)「トゥモローズ・マテリアル」の一部をコピーして配布(内田老鶴圃)   その他配布物有
担当教員

到達目標

1.金属、樹脂、セラミックスの分類を学び、それらの特性を理解する。
2.先端材料の具体的な実用化例を理解する。
3.材料を通じて知的財産ともの作りの重要性を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1金属、樹脂、セラミックスの分類を学び、それらの特性を理解し説明できる。金属、樹脂、セラミックスの分類を学び、それらの概要を理解し説明できる。金属、樹脂、セラミックスの分類を学び、それらの概要を理解・説明できない。
評価項目2先端材料の具体的な実用化例を理解し説明できる。先端材料の具体的な実用化例の概要を理解し説明できる。先端材料の具体的な実用化例の概要を理解し説明できない
評価項目3材料を通じて知的財産ともの作りの重要性を理解し説明できる。材料を通じて知的財産ともの作りの重要性を理解できる。材料を通じて知的財産ともの作りの重要性を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
金属、樹脂、セラミックスの分類を学び、それらの特性を理解する。先端材料の具体的な実用化例を理解して、材料を通じて知的財産ともの作りの重要性を学習する。
授業の進め方・方法:
1.授業方法は講義を中心とし、関連した演習問題や課題の提出を適宜求める。
2.演習等の提出は平常点に加算され、欠席した場合の考慮はしない。
3.予習復習と既習事項の練習は基本的に受講者の責任であるが、授業時間外でも質問を受付ける。
注意点:
3年生の実験実習(材料)、工業材料
・3年までに学習した物理や化学を復習しておく。
・課題提出の期限は必ずまもること。期限遅れは減点することがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンスと材料基礎
授業の概要と身の回りの材料の物性を知る
2週 工業材料の分類と先端材料概論 工業材料の3分類を理解し説明できる
3週 材料の基礎(1) 物質を構成する原子を理解する
4週 材料の基礎(2) 身近な電子材料、コピー機の材料を知る
5週 材料の基礎(3) 身近な電子材料、材料での電子の役割
6週 材料の基礎(4) 結晶、非晶質材料を理解する
7週 材料の基礎(5) サンプルを見て材料特性を理解する
8週 中間試験 試験
4thQ
9週 試験の解答など 試験の解説など
10週 材料と知的財産(1) 知的財産の概要を理解する
11週 材料と知的財産(2) 発明を体験する
12週 軽量材料(1) アルミニウム、マグネシウム合金などの特性を理解する
13週 軽量材料(2) FRPなどの複合材料を理解する
14週 その他の先端材料(1) 船舶材料、超伝導材料などを理解する
15週 その他の先端材料(2) 最近のトピックスの紹介
16週 試験の解答など 試験の解説など

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010100200100
基礎的能力600000060
専門的能力010000010
分野横断的能力0010020030