流体力学

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 2017
授業科目 練習船実習
科目番号 0192 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 鳥羽丸実習ノート  適宜、作成資料を配布
担当教員

到達目標

1.実船による実習と船内生活の体験を通じて、船舶の運航に必要な基礎的な技術・知識を養い、また、船員の職務・習慣を認識することを目標とする。
2.実習は、座学で学んだ内容を実践で実習して体得することを目標とする。
3.船舶の運航に必要な技術を習得し、航海士として船舶を運航するために必要な知識を確実に身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船内生活を通じて、基礎的な技術・知識・船員の職務・習慣を十分理解し説明できる。基礎的な技術・知識・船員の職務・習慣を理解できる。基礎的な技術・知識・船員の職務・習慣を理解できず、説明できない。
評価項目2座学での内容を十分理解し実習中に行うことができる。座学での内容を理解できるが実習中に行うまでは、できない。座学での内容を理解できない。
評価項目3実習内での作業を率先して行い、技術や知識を習得できる。実習内での作業を行い、技術や知識を、ある程度理解できる。実習内での作業を行うが、技術や知識を、理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
先ず、慣海性を養う。船上実習や座学を行うことで、船舶の運航に必要な基礎的な技術・知識を身に付け、船舶職員として要求される船内の安全維持と災害防止等を理解する。
授業の進め方・方法:
座学と現場実習を班分けして進め、実習は安全に留意し、時間の厳守、船内秩序維持のための数々の習慣を守る。乗船実習終了後、一週間の期限で実習に関連した課題を提出させる。下船試験を実施する場合は課題の提出はなし。
注意点:
前回までに実施した実習内容は、すべて体得していることを前提として実習を行うので、前回までの実習内容は必ず復習しておくこと。
評価は、レポート、下船試験および出席(乗船)等を総合して評価し60点以上を合格とする。病欠等やむをえない事由で乗船できなかった場合は、補講を行い、可能な限り乗船実習に替える。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 指圧器線図とその見方 指圧器の原理及びその図より燃焼状態を説明できる
2週 馬力計算法  P-V線図より馬力計算ができ説明できる
3週 燃料ポンプ図面の見方 図面より実機をイメージでき説明できる
4週 燃料ポンプ開放 燃料ポンプの構造を理解し説明できる
5週 機関区無人化船(M0) M0船の成り立ちが理解できる
6週 M0チェックリスト  M0チェック方法を理解し説明できる
7週 自動制御概論  自動制御の基本を理解し説明できる
8週 シーケンス回路の見方 シーケンス回路を理解し説明できる
2ndQ
9週 出入港準備作業   機関準備の重要性を理解する
10週 出入港実務 主機出力変化による注意点を理解し説明できる
11週 機関室内機器点検要領 プラントとしての機関室内点検要領の習得
12週 補油作業 補油計画から一連の保有作業を理解し説明できる
13週 機関実務1 主機関運転のためプラントを理解できる
14週 機関実務2 主機関の始動・停止が説明できる
15週 機関実務3 主機関の運転状況を説明できる。
16週
後期
3rdQ
1週 指圧器線図とその見方 指圧器の原理及びその図より燃焼状態を説明できる
2週 馬力計算法 P-V線図より馬力計算ができ説明できる
3週 燃料ポンプ図面の見方 図面より実機をイメージでき説明できる
4週 燃料ポンプ開放 燃料ポンプの構造を理解し説明できる
5週 機関区無人化船(M0) M0船の成り立ちが理解できる
6週 M0チェックリスト  M0チェック方法を理解し説明できる
7週 自動制御概論  自動制御の基本を理解し説明できる
8週 シーケンス回路の見方 シーケンス回路を理解し説明できる
4thQ
9週 出入港準備作業   機関準備の重要性を理解する
10週 出入港実務 主機出力変化による注意点を理解し説明できる
11週 機関室内機器点検要領 プラントとしての機関室内点検要領の習得
12週 補油作業 補油計画から一連の保有作業を理解し説明できる
13週 機関実務1 主機関運転のためプラントを理解できる
14週 機関実務2 主機関の始動・停止が説明できる
15週 機関実務3 主機関の運転状況を説明できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ乗船・実技等合計
総合評価割合00050050100
基礎的能力00050050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000