船舶安全学Ⅰ

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 船舶安全学Ⅰ
科目番号 0254 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 船舶安全学概論、安全の指標(配布資料)、安全人間工学(配布資料)
担当教員

到達目標

1.安全工学の概要について説明できる
2.船内労働災害について説明できる
3.乗組員の管理及び訓練について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1安全工学の概要について説明でき、信頼性工学として応用ができる安全工学の概要について説明できる安全工学の概要を説明できない
評価項目2船員災害について説明でき、災害防止について自分の意見を述べることができる船内労働災害について説明できる船内労働災害について説明できない
評価項目3乗組員の管理及び訓練について説明でき、安全管理上自分の意見を述べることができる乗組員の管理及び訓練について説明できる乗組員の管理及び訓練について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
船舶職員として、要求される船内の安全維持と災害防止に関して、必要な知識を習得する
授業の進め方・方法:
授業については、安全工学の概要から労働災害、安全管理、安全指標について行う。
注意点:
授業前に、前回行った授業の確認試験を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 安全とは
安全工学の概念
機械・人間系における安全
安全工学の概念を説明できる
2週 災害防止の原則
災害生成の過程
災害の原因構造
災害の発生について、説明できる
3週 事故原因究明・事故対策手法 事故原因究明や対策手法を説明できる
4週 人間特性のヒューマンエラーについて 人間特性のヒューマンエラーについて説明できる
5週 安全と人間工学について 安全と人間工学について説明できる
6週 信頼性工学的アプローチ 信頼性工学アプローチを説明できる
7週 船員災害の現状と特徴 船員災害の現状と特徴を説明できる
8週 中間試験
4thQ
9週 IMO関連の国際法について IMOの国際法について、理解し説明できる
10週 洋上生存について 海難における人命喪失、船体放棄作業、生存維持作業を説明できる
11週 海洋汚染防止法について 海洋汚染防止法について、内容を理解し、調べることができる
12週 乗組員の管理及び訓練について 乗組員の管理及び訓練について、安全管理上、一般的な心得が説明できる
13週 船員労働安全衛生規則 船員労働安全衛生規則について、内容を理解し、調べることができる
14週 医療手引書及び無線通信による助言の利用 医療手引書や無線通信の利用を説明できる
15週 定期試験
16週 試験の解答解説と授業の総括

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合600010300100
基礎的能力0000000
専門的能力600010300100
分野横断的能力0000000