到達目標
1.コンピュータの構成と動作する仕組みを理解する
2.コンピュータを活用するさまざまな処理についてフローチャートで表現することができる
3.プログラムの基本制御構造を組み合わせて、簡単なプログラムを作成することができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | コンピュータおよびインターネットの基本的なしくみを説明できる。 | コンピュータおよびインターネットを利用できる | コンピュータおよびインターネットを満足に利用することが出来ない |
評価項目2 | 逐次、分岐、繰り返しを複数含んだフローチャートを書くことが出来る。 | 逐次処理に加え、分岐と繰り返しのいずれかを用いたフローチャートを書くことが出来る | フローチャートを書くことが出来ない |
評価項目3 | 逐次、分岐、繰り返しを複数含んだプログラムをプログラミング言語で記述できる | 逐次、分岐、繰り返しを用いた簡単なプログラムをプログラミング言語で記述できる | プログラミング言語でプログラムを記述できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報工学における基礎知識として、コンピュータの構成、数の体系(2進数、10進数、16進数での表現)、基本的な論理演算の知識を習得する。
プログラミング言語を用いて統合環境の上で基本的なプログラミングができる。
授業の進め方・方法:
【前期】
前期は主に講義および机上演習を中心に進める。
前期の前半は、コンピュータおよびインターネットの基本的なしくみについて概説する。
前期の後半は、コンピュータのプログラムを書くに当たってのアルゴリズムについて丁寧に講義および机上演習を行う。
【後期】
後期は、C言語でプログラムを書いていくことを扱う。
PC上の開発環境を用いて、簡単なCUIプログラムを作成する。
注意点:
教科書は、(1)「これからはじめるプログラミングの基礎の基礎」、(2)「スラスラわかるC言語」の2冊を使用する。
(1)は主に前期に、(2)は後期から使用する。
課題等の提出についてはLMS(BlackBoardLearn)を使用するので、早期に使用に慣れること。
また、各学生の自宅PCにも、講義で用いるのと同様の演習環境を導入可能である。できるだけ自宅PCにも、自学自習できる環境を整えることが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 演習室等使い方 |
演習室のパソコンやLMSにログインできる
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2週 |
コンピュータの構成 |
コンピュータの構成を説明できる。
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3週 |
アナログとディジタル、2進数(1) |
アナログとディジタルの違いを説明できる。2進数を値を10進数に変換できる
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4週 |
2進数(2)、16進数 |
2進数、10進数、16進数を相互に変換できる。
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5週 |
インターネットの仕組み(1) |
インターネットの構造について説明できる
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6週 |
インターネットの仕組み(2) |
IPアドレス、ドメイン、DNSについて説明できる
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7週 |
インターネットの仕組み(3) |
TCP/IPについてについて説明できる
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験返却・解答 日本語でプログラムを書く |
身近な動作、簡単な絵や記号の描画について、その手順を明確に日本語で表現できる。
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10週 |
変数と演算 |
変数について、扱うデータに応じてさまざまな「型」があることを説明できる
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11週 |
論理演算 |
さまざまな条件を論理和、論理積の形で表現できる
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12週 |
制御構造(1) |
逐次処理、分岐について、フローチャートを書くことが出来る
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13週 |
制御構造(2) |
回数が指定された繰り返し(プログラム言語のFOR文に相当)のフローチャートを書くことができる
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14週 |
制御構造(3) |
回数が指定されていない繰り返し(プログラム言語のWhile文に相当)のフローチャートを書くことができる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験返却・解答 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
プログラムの開発環境 |
開発環境を使用して、HelloWorldのプログラムを動かすことができる。
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2週 |
変数の宣言 出力(1) |
整数型の四則計算について、計算結果を表示できる
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3週 |
出力(2) |
printf を用いた文字列の表示が行える
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4週 |
演算 |
整数型の変数を宣言し、計算に利用できる
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5週 |
入力 |
キーボードから数値を入力し計算に利用できる
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6週 |
総合演習 |
これまでの学習内容を活用して、簡単なプログラムを記述できる
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7週 |
総合演習 |
これまでの学習内容を活用して、簡単なプログラムを記述できる
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
試験返却・解答 条件分岐(1) |
if文を用いて数字の大小比較が行える。論理演算子を用いた条件を記述できる
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10週 |
条件分岐(2) |
switch case文を用いたプログラムを記述できる
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11週 |
繰り返し処理(1) |
while文を用いた反復処理を記述できる
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12週 |
繰り返し処理(2) |
for 文を用いた反復処理を記述できる
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13週 |
繰り返し処理(3) |
2重ループのプログラムを記述できる
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14週 |
総合演習 |
これまでに学習した内容を活用して簡単なプログラムを作成できる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験返却・解答 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 10 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 25 | 0 | 0 | 5 | 20 | 0 | 50 |
専門的能力 | 25 | 0 | 0 | 5 | 20 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |