電気電子基礎

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 電気電子基礎
科目番号 0046 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員

到達目標

1.ソフトウエアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる
2.プロジェクト管理の必要性について説明できる
3.要求分析・要件定義について説明ができる
4.ソフトウエアの設計手法について説明できる
5.ソフトウエアの品質管理の意義および手法と,保守の位置づけを説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複数のプロセスモデルについて説明することができる.ウオーターフォールモデルにおけるレビュー,ドキュメントについて説明することができる.ウオーターフォールモデルについて説明することができるない.
評価項目2要求仕様書を書くことが出来る.機能要求と非機能要求について説明できる.要求分析について説明できない.
評価項目3機能設計を行うことが出来る.複数の設計手法を説明できる.構造化分析と構造化設計手法を説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
企業におけるソフトウエア開発の問題点を例に,実務的なソフトウエア開発手法を学ぶ.
授業の進め方・方法:
・授業は,講義を中心に,演習,グループワークを併せて行う
・演習,グループワークでは,ソフトウエアの設計や,開発過程の管理に関する実習を行い,レポートの提出を課す
注意点:
・言語は問わないが,基本的なプログラミング能力が身についていることが望ましい
・演習,グループワークのレポート提出は必須である
・グループワークによるレポートは,レポート作成に関わる各メンバーの貢献度をレポートに記載するとともに,他のメンバーから承認を受けること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ソフトウエア工学概論 ソフトウエア工学の目的と歴史を説明できる
2週 システム開発における安全管理(1) 予測できる失敗について説明できる.
3週 システム開発における安全管理(2) 予測できない失敗について説明できる.
4週 システム開発における安全管理(3) 組織における安全管理が説明できる.
5週 システム開発における安全管理(4) ソフトウエア開発において求めら得る職業観を説明できる.
6週 プロセスモデルとライフサイクル(1) ウオーターフォールモデルについて説明できる.
7週 プロセスモデルとライフサイクル(2) プロトタイピングモデル.スパイラルモデルについて説明できる.
8週 前期中間試験 前期中間試験
2ndQ
9週 プロセスモデルとライフサイクル(3) 実際のソフトウエア開発におけるプロセスモデルを説明できる.
10週 プロセスモデルとライフサイクル(4) 実際のソフトウエア開発におけるライフサイクルを説明できる.
11週 要求分析と要件定義(1) 機能要求と非機能要求の違いを説明できる.
12週 要求分析と要件定義(2) ソフトシステム方法論とマルチビュー分析について説明できる.
13週 要求分析と要件定義(3) 要求分析と要件分析の手法を説明できる.
14週 要求分析と要件定義(4) 要求定義書と要件定義書を説明できる.
15週 前期定期試験 前期定期試験
16週 試験解説と総括 間違った問題を解くことができる.
後期
3rdQ
1週 ソフトウエア設計(1) 構造化分析と構造化設計を説明できる.
2週 ソフトウエア設計(2) DFD(Data Flow Diagram)と状態遷移図を説明できる.
3週 ソフトウエア設計(3) UMLモデリング技法の概要を説明できる.
4週 ソフトウエア設計(4) ソフトウエアの外部設計の仕様が作成できる.
5週 ソフトウエアの品質管理(1) 開発プロセスとドキュメントの関係を説明できる.
6週 ソフトウエアの品質管理(2) ソフトウエアの検査手法について説明できる.
7週 ソフトウエアの品質管理(3) CMMとISO9000について説明できる.
8週 後期中間試験 後期中間試験
4thQ
9週 プロジェクトの計画と管理(1) ソフトウエア開発の計画管理手法を説明できる.
10週 プロジェクトの計画と管理(2) ソフトウエアの著作権と特許について説明できる.
11週 プロジェクトの計画と管理(3) ソフトウエアシステムの開発工程を作成できる.
12週 演習(1) 要求定義書,要件定義書を作成できる.
13週 演習(2) 外部設計仕様書を作成できる.
14週 演習(3) 検査仕様書を作成できる.
15週 後期定期試験 後期定期試験
16週 試験解説と総括 間違った問題を解くことができる.

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力2000010030
専門的能力2000020040
分野横断的能力2000010030