線形代数

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 線形代数
科目番号 0005 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 講義内容に関連するプリントを配布する。
担当教員

到達目標

1. 連立1次方程式に関する基本的な問題を解くことができる。
2. 線形空間に関する基本的な問題を解くことができる。
3. 固有値・固有ベクトルに関する基本的な問題を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1連立1次方程式に関する応用的な問題を解くことができる。連立1次方程式に関する基本的な問題を解くことができる。連立1次方程式に関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目2線形空間に関する応用的な問題を解くことができる。線形空間に関する基本的な問題を解くことができる。線形空間に関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目3固有値・固有ベクトル関する応用的な問題を解くことができる。固有値・固有ベクトルに関する基本的な問題を解くことができる。固有値・固有ベクトルに関する基本的な問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科の「代数・幾何」で学んだことを基礎とし、より発展的な内容を扱う。
授業の進め方・方法:
授業は主として講義形式で行うが、適宜問題演習の時間をとることがある。
注意点:
本科の「代数・幾何」の内容をよく復習をしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の目標や進め方、成績の評価方法について知る。
2週 行列の演算 行列の和・差・スカラー倍・積の計算ができる。
3週 行列式 行列式の性質を利用して、その値を求めることができる。
4週 逆行列 行列が正則であるかを判定し、正則の場合に逆行列を求めることができる。
5週 連立1次方程式 行列の基本変形を利用して、連立1次方程式を解くことができる。
6週 線形空間と部分空間(1) 数ベクトル空間の部分集合が、その空間の部分空間であるかを判定できる。
7週 線形空間と部分空間(2) 数ベクトル空間の部分集合が、その空間の部分空間であるかを判定できる。
8週 1次独立と1次従属 ベクトルの組が1次独立であるかを判定できる。
4thQ
9週 正規直交基底(1) ベクトルの組が数ベクトル空間の正規直交基底であるかを判定できる。
10週 正規直交基底(2) グラム・シュミットの直交化法により、正規直交基底を構成できる。
11週 線形写像(1) 線形写像であるかの判定ができる。
12週 線形写像(2) 線形写像の表現行列を求めることができる。
13週 固有値・固有ベクトル(1) 行列の固有値・固有ベクトルを求めることができる。
14週 固有値・固有ベクトル(2) 固有ベクトルを用いて、行列の標準形を求めることができる。
15週 試験
16週 試験の返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000