海事輸送システム学

科目基礎情報

学校 モデルコア高専5 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 海事輸送システム学
科目番号 0082 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特に指定しない
担当教員

到達目標

国際物流を担う海上輸送の現状を把握し、国際物流の今後を予測することができる。
モノの移動に伴い移動する書類の流れ、手続き等を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンテナ船の現状と予測を具体例を挙げて説明できるコンテナ船の現状を説明できるコンテナ船の現状を説明できない
評価項目2貨物海上保険の具体例を挙げ説明できる貨物海上保険の例を挙げ説明できる貨物海上保険について説明できない
評価項目3日本の貿易の現状について具体例を挙げて説明できる日本の貿易の現状について説明できる日本の貿易の現状について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海技士としての知識を有する者が、海運や国際物流の知識や理解を深め、今後の物流について予測する。
国際的な貨物輸送について理解し説明できるようになること目指す。
授業の進め方・方法:
講義やディスカッションを中心に進めていく。
注意点:
・ 時事の内容について質問するので、新聞、ニュース等で日ごろから情報を入手すること
・ 貨物がどのような手続きが行われ移動するかをイメージできるようになること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コンテナ及びコンテナ船輸送 コンテナ船輸送の概要を知る
2週 コンテナ船の現状 コンテナ船の歴史と今後を予測する
3週 貿易の流れ 貿易の流れを理解する
4週 信用状取引 信用状とは何かを説明できる
5週 貿易書類と手続 輸出入に必要な書類の種類を理解する
6週 貿易法務 インコタームズとは何かを説明できる
7週 運賃と外国為替 外国為替と運賃の関係を説明できる
8週 海上貨物保険1 海上貨物保険の概要を説明できる
2ndQ
9週 海上貨物保険2 海上貨物保険の補填の範囲を理解する
10週 貿易保険 貿易保険の概要を説明できる
11週 貿易クレーム 貨物の点検とクレームの申し立てを説明できる
12週 通関知識 通関と保税地域について概要を説明できる
13週 日本の貿易の現状 日本の現状について説明できる
14週 貿易と環境 環境保全と貿易の関係を理解する
15週 定期試験
16週 まとめ 国際物流の今後を予測する

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合400054015100
基礎的能力30005301580
専門的能力1000010020
分野横断的能力0000000