到達目標
各学科の専門教科への導入部としての役割を果たす本科目では,下に記す学習到達目標を達成し,2学年以降の専門教科学習における理解を容易にすることを目標とする。中学校で習得した知識の復習もしながら,学習内容を確実なものにする。講義を通して、今後の電気・電子技術の学習への興味と展望を持つ。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
電気回路の簡単な仕組みが理解できる。 | 電気回路の簡単な仕組みを理解し、説明できる。 | 電気回路の簡単な仕組みが理解できる。 | 電気回路の簡単な仕組みが理解できない。 |
オームの法則を説明し、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | オームの法則を説明し、電圧、電流、抵抗に関する応用問題が解ける。 | オームの法則を説明し、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | オームの法則を説明できず、電圧、電流、抵抗に関する計算ができない。 |
抵抗の直列接続、及び並列接続した時の合成抵抗の値を求めることができる。 | 抵抗の直列接続、及び並列接続した時の合成抵抗に関する応用問題が解ける。 | 抵抗の直列接続、及び並列接続した時の合成抵抗の値を求めることができる。 | 抵抗の直列接続、及び並列接続した時の合成抵抗の値を求めることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
各学科の専門教科への導入部としての役割を果たす本科目では,下に記す学習到達目標を達成し,2学年以降の専門教科学習における理解を容易にすることを目標とする。中学校で習得した知識の復習もしながら,学習内容を確実なものにする。講義を通して、今後の電気・電子技術の学習への興味と展望を持つ。
授業の進め方・方法:
教科書に沿った講義を行う。基本理論および基本的な例題は講義で解説する。練習問題、演習問題については、演習、小テストの形で実施し、理解を深める。
注意点:
講義を大切にする。
私語を慎み、講義を良く聞く。
講義時間中に出来るだけ講義を理解する。
理解できなかったところは、必ず復習する。
講義ノートを作る。
オフィスアワー:毎月曜日放課後~17:00
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
講義の進め方,評価方法 電流,電圧,抵抗 |
電気回路の簡単な仕組みが理解できる。D2:1
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2週 |
電気回路,オームの法則 |
オームの法則を説明し、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。D2:2-3
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3週 |
電気回路,オームの法則 |
オームの法則を説明し、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。D2:2-3
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4週 |
抵抗の直列接続,並列接続 |
抵抗の直列接続、及び並列接続した時の合成抵抗の値を求めることができる。D2:2-3
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5週 |
抵抗の直列接続,並列接続 |
抵抗の直列接続、及び並列接続した時の合成抵抗の値を求めることができる。D2:2-3
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6週 |
抵抗の直並列接続 |
抵抗の直列並列接続等の回路の計算ができる。D2:2-3
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7週 |
抵抗の直並列接続 |
抵抗の直列並列接続等の回路の計算ができる。D2:2-3
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験問題の解答 直流電流計と直流電圧計 |
直流電流計、直流電圧計の計測範囲拡大に関する計算ができる。D2:2-3
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10週 |
直流電流計と直流電圧計 |
直流電流計、直流電圧計の計測範囲拡大に関する計算ができる。D2:2-3
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11週 |
直流電流計と直流電圧計 電流の分流と分流器 |
直流電流計、直流電圧計の計測範囲拡大に関する計算ができる。D2:2-3
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12週 |
電流の分流と分流器 電圧の分圧と分圧器 |
分圧器、分流器に関する計算ができる。D2:2-3
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13週 |
電圧の分圧と分圧器
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分圧器、分流器に関する計算ができる。D2:2-3
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14週 |
ブリッジ回路 |
ブリッジ回路の平衡条件を理解し,基本的な問題,及び応用問題が解ける。D2:2-3
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15週 |
ブリッジ回路 |
ブリッジ回路の平衡条件を理解し,基本的な問題,及び応用問題が解ける。D2:2-3
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16週 |
試験問題の解答 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
キルヒホッフの法則 |
キルヒホッフの法則を理解し,基本的な問題,及び応用問題が解ける。D2:2-3
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2週 |
キルヒホッフの法則 |
キルヒホッフの法則を理解し,基本的な問題,及び応用問題が解ける。D2:2-3
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3週 |
キルヒホッフの法則の演習 |
キルヒホッフの法則を理解し,基本的な問題,及び応用問題が解ける。D2:2-3
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4週 |
キルヒホッフの法則の演習 |
キルヒホッフの法則を理解し,基本的な問題,及び応用問題が解ける。D2:2-3
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5週 |
キルヒホッフの法則の演習 |
キルヒホッフの法則を理解し,基本的な問題,及び応用問題が解ける。D2:2-3
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6週 |
抵抗率 |
抵抗率に関する計算ができる。D2:2-3
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7週 |
抵抗率 |
抵抗率に関する計算ができる。D2:2-3
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
試験問題の解答 |
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10週 |
導電率 |
導電率に関する計算ができる。D2:2-3
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11週 |
電力 |
ジュール熱や電力を求める事ができる。D2:2-3
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12週 |
電力 |
ジュール熱や電力を求める事ができる。D2:2-3
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13週 |
電流の発熱作用 |
ジュール熱や電力を求める事ができる。D2:2-3
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14週 |
電流の発熱作用 |
ジュール熱や電力を求める事ができる。D2:2-3
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15週 |
電池の内部抵抗 |
電池の内部抵抗に関する計算ができる。D2:2-3
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16週 |
試験問題の解答 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 電気 | オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | 3 | 前2,前3 |
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。 | 3 | 前4,前5 |
ジュール熱や電力を求めることができる。 | 3 | 後11,後12,後13,後14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 4 | 前1 |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 4 | 前2,前3 |
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5 |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前11,前12,前13 |
ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。 | 4 | 前14,前15 |
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。 | 4 | 後10,後11,後12 |
評価割合
| 試験 | 演習・小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |