情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 2113 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 通信ネットワーク工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 渡辺宙志 著『ゼロから学ぶ Phthon プログラミング』講談社,スライド
担当教員 粂川 一也

到達目標

1. プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。
2. 制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。
3. 制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを説明できる。プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できない。
評価項目2制御構造の概念を理解し、条件分岐を説明できる。制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できるない。
評価項目3制御構造の概念を理解し、反復処理を説明できる。制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
Python によるプログラミングを学習し,プログラミングの基礎能力を養成する。
授業の進め方・方法:
教科書,スライド,オンラインドキュメントをもとに解説した後,授業内容に関連するプログラムを作成する演習を実施する。プログラムの入力,動作確認の作業を各自が行う。プログラムを作成することによりプログラミング能力を次第に養成してゆく。
注意点:
オフィスアワー:毎月曜日放課後~17:00

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Python の概要と Google Colab の使い方 Python の特徴を説明できる。D2:2
2週 条件分岐と繰り返し処理 条件分岐と繰り返し処理を記述できる。D2:2
3週 関数とスコープ プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
4週 リストとタプル データ型の概念を説明できる。D2:2
5週 文字列処理 データ型の概念を説明できる。D2:2
6週 ファイル操作 ファイル操作を含むプログラムを記述できる。D2:2
7週 再帰呼び出し プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 試験問題の解答,クラスとオブジェクト指向 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
10週 NumPy と SciPy の使い方 NumPy や SciPy を使ったプログラムを記述できる。D2:2
11週 Python はどうやって動くか Python はどうやって動くのかを説明できる。D2:2
12週 動的計画法 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。D2:2
13週 乱数を使ったプログラム 乱数を使ったプログラムを記述できる。D2:2
14週 数値シミュレーション 与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。D2:2
15週 簡単な機械学習 簡単な機械学習プログラムを記述できる。D2:2
16週 試験問題の解答
後期
3rdQ
1週 Python インタプリタ Python の特徴を説明できる。D2:2
2週 数,文字列,リスト データ型の概念を説明できる。D2:2
3週 制御フローツール1 条件分岐と繰り返し処理を記述できる。D2:2
4週 制御フローツール2 条件分岐と繰り返し処理を記述できる。D2:2
5週 データ構造 データ型の概念を説明できる。D2:2
6週 モジュール プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
7週 入出力 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験問題の解答,エラーと例外 例外処理を含むプログラムを記述できる。D2:2
10週 クラス データ型の概念を説明できる。D2:2
11週 標準ライブラリ1 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
12週 標準ライブラリ2 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
13週 仮想環境とパッケージ 仮想環境とパッケージの概念を説明できる。D2:2
14週 ネットワークプログラミング1 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
15週 ネットワークプログラミング2 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。D2:2
16週 試験問題の解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3前12
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3前14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000