到達目標
1)人間と環境の関わりを理解し,気圏・地圏および水圏汚染,地球温暖化問題,公害問題について説明することができる。
2)持続可能な社会構築に向けて,各種問題に対する現状の対策について説明することができる。さらに解決策について考えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1)人間と環境の関わりを理解し,気圏・地圏および水圏汚染,地球温暖化問題,公害問題について説明することができる。 | 人間と環境の関わりを理解し,気圏・地圏および水圏汚染,地球温暖化問題,公害問題について説明することができる。 | 人間と環境の関わりを理解し,気圏・地圏および水圏汚染,地球温暖化問題,公害問題について概ね説明できる。 | 人間と環境の関わりを理解し,気圏・地圏および水圏汚染,地球温暖化問題,公害問題について説明できない。 |
2)持続可能な社会構築に向けて,各種問題に対する現状の対策について説明することができる。さらに解決策について考えることができる。 | 持続可能な社会構築に向けて,各種問題に対する現状の対策について説明することができる。さらに解決策について考えることができる。 | 持続可能な社会構築に向けて,各種問題に対する現状の対策について概ね説明することができる。さらに解決策について考えることが概ねできる。 | 持続可能な社会構築に向けて,各種問題に対する現状の対策について説明することができない。さらに解決策について考えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
これまで我々は科学・技術を発展させることにより,生活の質の向上が実現された。一方,これらの科学・技術の発展が環境劣化や資源枯渇を引き起こしているのも事実である。これからの未来に向け,持続可能な社会構築が必要とされる。この講義では人間と環境の関わりから,気圏・地圏および水圏汚染,地球温暖化問題,公害問題などについて学ぶ。また,持続可能な社会構築に向け,各種問題に対する現状の対策について教授する。
授業の進め方・方法:
・講義は座学方式で行い,適宜,課題を課すことにより理解を深め,知識定着の状況を点検する。
・この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習として課題レポートの提出を求める。日頃の授業(30時間)のための予習復習時間,定期試験に向けた勉強時間を総合し,60時間以上の自学自習時間が必要である。
・図書館やインターネットを活用して関連事項を参照したり,自学自習に取り組むこと。
注意点:
・講義を聴き,ノートを取ること。なお,講義の理解を深めるためにプリントは適宜配布する。
・授業中もしくは授業外での課題に取り組むこと。
・演習(25%),レポート(25%),発表(50%)により総合評価する。合格点は60点である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
人間と環境の関わり |
人間と環境の関わりについて説明することができる。人間活動に由来する環境変化について説明できる。
|
2週 |
大気汚染① |
大気汚染の現状と,大気汚染が与える影響について説明することができる。また、現状の対策について説明することができる。
|
3週 |
大気汚染② |
大気汚染の現状と,大気汚染が与える影響について説明することができる。また、現状の対策について説明することができる。
|
4週 |
水質汚染① |
水質汚染の現状と,水質汚染が与える影響について説明することができる。また、現状の対策について説明することができる。
|
5週 |
水質汚染② |
水質汚染の現状と,水質汚染が与える影響について説明することができる。また、現状の対策について説明することができる。
|
6週 |
プラスチックによる汚染とプラスチックのリサイクル |
マイクロプラスチック問題などプラスチックによる汚染について説明することができる。また、プラスチックのリサイクル方法や生分解性プラスチックとはどのようなものか説明することができる。
|
7週 |
土壌汚染 |
土壌汚染の現状と,土壌汚染が与える影響について説明することができる。また、現状の対策について説明することができる。
|
8週 |
化学物質による汚染 |
化学汚染物質の種類,環境や生態系への影響について説明することができる。
|
4thQ |
9週 |
内分泌かく乱物質 |
内分泌かく乱物質の種類や、人間を含めた生物に与える影響について説明することができる。
|
10週 |
地球温暖化 |
地球温暖化のメカニズム、予想される気候変化や生態系・人間社会へ与える影響について説明することができる。
|
11週 |
廃棄物処理とリサイクル |
放射能物質など廃棄物処理やリサイクルの手法,問題について説明することができる。
|
12週 |
バイオレメディエーション |
微生物を利用した環境修復(バイオレメディエーション)の事例や課題点について説明することができる。
|
13週 |
持続可能な社会構築① |
これまで教授した環境問題を考慮し、持続可能な社会構築のための対策について考えることができる。
|
14週 |
持続可能な社会構築② |
これまで教授した環境問題を考慮し、持続可能な社会構築のための対策について考えることができる。
|
15週 |
持続可能な社会構築③ |
これまで教授した環境問題を考慮し、持続可能な社会構築のための対策について考えることができる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 演習 | レポート | 発表 | 合計 |
総合評価割合 | 25 | 25 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 15 | 30 | 60 |
専門的能力 | 10 | 10 | 20 | 40 |