到達目標
①エネルギーおよび環境工学における実用的な取組について、他者への説明用資料作成等を通じて深く理解する。
②自身が理解した内容を他者に説明することが出来る能力を身につける。(コミュニケーション能力の育成)
【教育目標 】A(機械,電気電子,情報,応用化学),C(機械,電気電子,情報,応用化学),D(機械),F(機械,電気電子,情報,応用化学)
【キーワード】 エネルギー、環境工学
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
再生可能エネルギを組み合わせたシステム構築について | 再生可能エネルギ各種を組み合わせた現実的なシステム構築について他者に説明できる。また実際の事例を多く活用してより詳細な説明をすることができる。 | 再生可能エネルギ各種を組み合わせた現実的なシステム構築について他者に説明できる。また簡単な事例を用いて具体的な説明をすることができる。 | 再生可能エネルギ各種を組み合わせた現実的なシステム構築について他者に説明できない。また事例を用いた説明もできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
再生可能エネルギーや省エネルギー技術を活用して、新たに住宅や公共施設、工場などに設置する場合の提案をする。構成や価格、対費用効果だけではなく、環境に関する影響や周囲住宅などへの影響についても考慮して検討する。さらに災害時にライフラインが途絶えた場合の対応についても考慮した上でとりまとめる等社会実装教育的な側面を持つ。
授業の進め方・方法:
各系(機械、電気、化学、情報)における専門の基礎科目の知識を活用した上で、システム構築を個人で検討、考案してもらう。途中で中間発表や教員との打ち合わせも想定しているが、多くの時間は個人における作業となる。
注意点:
【注意点】
資料の配布や学生の課題提出などはすべてMoodleを活用することになるため、Moodleの利用について熟知しておくこと。
【事前学習 】
関連する科目である環境・エネルギ概論Ⅰ、Ⅱ、特論の内容を確認しておくことが望ましい。
【評価方法・基準 】
報告書(Word形式)(50%)および発表(Powerpoint形式)(50%)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。総合成績60点以上を単位修得とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、事例紹介 |
ガイダンス、システムの事例紹介(複数)の解説
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2週 |
構築するシステムの検討1 |
事例を参照した上でどのようなシステムを構築するのかを検討
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3週 |
構築するシステムの検討2 |
システムの全体像の検討
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4週 |
構築するシステムの検討3 |
システム構築に必要となる機器類の検討 教員への報告(打ち合わせ)
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5週 |
発表用資料作成1 |
これまで検討してきた内容を発表するための発表用資料の作成
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6週 |
発表用資料作成2 |
これまで検討してきた内容を発表するための発表用資料の作成
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7週 |
中間発表 |
作成した資料に基づき、グループごとに発表、質疑応答を実施
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8週 |
システム構成の調整1 |
中間発表における指摘を受けて、構築するシステムにおける修正などを含めた調整を実施
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2ndQ |
9週 |
システム構成の調整2 |
考案したシステムにおける問題点や不足している点を検討
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10週 |
システム構成の調整3 |
考案したシステムにおける問題点や不足している点を決定 教員への報告(打ち合わせ)
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11週 |
システム構成の決定 |
考案したシステム全体を見直した上で、提示するシステムを決定
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12週 |
発表用資料作成1 |
これまで検討してきた内容を発表するための発表用資料の作成
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13週 |
発表用資料作成2 |
これまで検討してきた内容を発表するための発表用資料の作成
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14週 |
成果発表 |
作成した資料に基づき、グループごとに発表、質疑応答を実施
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15週 |
これまでのまとめ |
これまでの発表内容も踏まえた上で、全体的な統括、まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 発表 | 報告書 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |