簿記入門Ⅱ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 簿記入門Ⅱ
科目番号 0064 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『日商簿記3級に“とおる"テキスト』ネットスクール出版.『日商簿記3級に“とおる"トレーニング』ネットスクール出版.※いずれも最新版を使用する.
担当教員 安部 智博

到達目標

企業の活動を記録,集計し,外部報告のための基本的な会計データを作成することができる.学習の水準として日商簿記3級程度の問題が解けるようになる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
簿記入門Ⅰに引き続き,初級簿記について学ぶ.講義を行い,問題を解く.
授業の進め方・方法:
中間試験と期末試験(各50分)を行う.
試験80%および課題20%で総合的に評価し,60点以上を合格とする.
再試験は40点以上の者に対して行う.
注意点:
授業以外の自主的な学習をおすすめします.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 復習 簿記入門Ⅰに関係する問題が解ける.
2週 試算表の作成
合計試算表,残高試算表,合計残高試算表
各種の試算表が作成できる.
3週 試算表の作成の復習と訂正仕訳
同上,訂正仕訳の処理
試算表の問題が解ける.訂正仕訳を理解する.
4週 試算表と訂正仕訳
同上
訂正仕訳の処理ができる.
5週 決算整理(1)
売上原価の算定,貸倒引当金の設定
売上原価に関する仕訳ができ,売上原価が算定できる.
6週 決算整理(2)
5週の復習,当座借越の処理,費用の前払,収益の前受
当座借越の処理ができる.費用と収益の決算処理を理解する.
7週 決算整理(3)
費用の前払,収益の前受,費用の未払,収益の未収
収益と費用の前受・前払,収益と費用の未収・未払を理解し,処理できる.
8週 決算整理(4)
5週から7週までの復習,再振替仕訳
決算整理記入の問題すべてが解けるようになる.
4thQ
9週 精算表 精算表を作成できる.
10週 財務諸表 財務諸表を作成できる.
11週 伝票制
3伝票制における処理,仕訳日計表の作成
伝票制の処理ができる.
12週 帳簿
小口現金の取引,商品有高帳の作成など
小口現金の仕訳,小口現金出納帳の作成,商品有高帳の作成ができる.
商品有高帳を利用し,売上総利益を算定できる.
13週 決算の復習 精算表と財務諸表の問題が解ける.
14週 全体の復習 これまでの内容のうち苦手な個所を無くす.
15週 復習 解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000