到達目標
1.社会の中における自らの存在意識を認識し、自己理解を深めることが出来る。
2.自律的なキャリアデザインの考え方を基盤に自分自身のキャリア感を描き、今後に応用することが出来る。
3.グループワークを通じて自ら問題を発見し、協働的に問題を解決する姿勢を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 社会の中における自らの存在意識を分かりやすく他者に説明でき、自己理解をより深めることが出来る。 | 社会の中における自らの存在意識を認識し、自己理解を深めることが出来る。 | 自己の存在意識を認識できず、自己理解を深めることが出来ない。 |
評価項目2 | 自律的なキャリアデザインの考え方を基盤に自分自身のキャリア感を具体的に説明し、今後に応用することが出来る。 | 自律的なキャリアデザインの考え方を基盤に自分自身のキャリア感を描き、今後に応用することが出来る。 | 自律的なキャリアデザインの考え方を基盤に自分自身のキャリア感を描くことが出来ない。 |
評価項目3 | グループワークを通じて自ら問題を複数発見し、協働的に問題を解決できる。 | グループワークを通じて自ら問題を発見し、協働的に問題を解決する姿勢を習得する。 | グループワークで自ら問題を発見せず、協働で問題解決に取り組むことが出来ない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「キャリアデザイン」とは、あなたの高専生活や今後の職業人生、キャリアについて、自らが主体となって自律的に構想し実現していくことをいいます。「ありたい将来像」を考慮しながら自らの潜在能力を引き出し、新たな能力を習得していくプロセスを考える、いわばあなた自身の自己実現にアプローチする授業です。
授業の進め方・方法:
出席は毎日の提出物により確認します。
授業内で取り上げたトピックについてweb等を活用し復習してください。
正解のない問題を取り上げますので、議論への活発な参加を期待します。
注意点:
この講義は、5日間の集中講義です。下記の授業計画の1週は1日目に対応します。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・イントロダクション; 授業全体の構造の説明 ・自己分析1; 自己紹介用シートの作成 ・自己紹介実践
|
1)全15セッションの概略説明 2)出席確認方法の説明 (提出物、発表) 3)自己理解・表現 4)タイプ分けとコミュニケーション 5)違いを認め多様性を理解する
|
2週 |
・自律的なキャリアデザインとはなにか ・グローバル社会におけるキャリアデザイン ・イノベーションとはなにか
|
1)自律的なキャリアデザインの概念を理解する 2)学生の間にやっておくべきこと 3)産業構造のグローバルな変容 4)スティーブ・ジョブズの世界 5)デジタルトランスフォーメーション
|
3週 |
・ライフプランを考える ・技術者としてのキャリアデザイン ・キャリアにおける転機・節目とはなにか
|
1)ライフプランを作成する 2)キャリアデザインのモデル像を持つ 3)就職と進学について考える 4)転機・節目を知る
|
4週 |
・社会で生き抜く力とはなにか ・人生の価値観を考える ・Well-being (よりよく生きる) とはどういうことか ・自己分析2;振り返りからの自己分析
|
1)マズローの欲求5段階説と自己実現 2)自律性と多様性 3)ワークライフバランスとクオリティオブライフ 4)SDGs(持続可能な開発目標) 5)振り返りからの自己分析
|
5週 |
・グループワーク ・グループプレゼンテーション ・自己分析3;現在の自分を知る
|
1)マシュマロチャレンジ 2)プロセスの重要性を知る 3)キャリアデザインの軸を持つ 4)自分をブランディングする
|
6週 |
|
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
2ndQ |
9週 |
|
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
評価割合
| 課題への取り組み状況 | プレゼンテーション及びレポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 50 | 50 | 100 |